山田杏奈、山崎賢人から“座長の姿”を学ぶ「私もそういう人になれたら」
ORICON NEWS / 2025年1月10日 11時49分
俳優の山田杏奈が、主演を務めるNHK土曜ドラマ『リラの花咲くけものみち』(2月1日スタート 毎週土曜 後10:00※全3話)の取材会に出席した。
【写真】初回の見どころ…場面カットを先行公開
第7回未来屋小説大賞に続き、第45回吉川英治文学新人賞をダブル受賞した藤岡陽子の同名小説を、連続テレビ小説『スカーレット』、ドラマ10『満天のゴール』の水橋文美江の脚本によりドラマ化。北海道の大自然を舞台に「いのち」と向き合い獣医師を目指す元ひきこもり少女の、不器用でいとおしい青春物語を描く。
山田が演じる主人公・岸本聡里は、北農大学獣医学群の学生。小4で母を亡くしたあと父の再婚相手とうまく行かず、中学の3年間は愛犬のパールと共に引きこもっていた。祖母・チドリに引き取られ、高校はチャレンジスクールを卒業したが、人付き合いは大の苦手…という役どころだ。
「私自身も実家で犬を飼っていて、祖母と一緒に過ごした時間を思い返したりして、感情移入しながら演じていました」と話した山田は、今作の撮影を経て「ペットとしての接し方は知っているつもりでいましたが、今回のドラマでは食用に育てられた牛など、人間が生活するうえで欠かせない動物たちがどう愛情を持って育てられ、その人達がどんな思いを抱いているのか、というのを考えさせられました」と振り返った。
また、撮影現場での“座長としての振る舞い”について質問が及ぶと「まだ全然わからないことだらけ。勉強中です」と謙そんしつつ、映画『ゴールデンカムイ』で共演した山崎賢人(※崎=たつさき)の名前を挙げながら「周りに緊張感を与えず、自然にみんなのことを見ていた。自然にチーム全体が座長のために頑張ろうと動いている、愛される人だなと思いました。私もそういう人になれたらいいなと思います」とリスペクトの思いを口にしていた。
■第1話のあらすじ
春から北農大学獣医学群に入学する岸本聡里(山田杏奈)。3年前祖母・チドリ(風吹ジュン)に引き取られるまでは、ある事情で引きこもりだった。チドリとの生活で少しずつ立ち直り、大好きな動物たちを救うため獣医師を目指すことを決める聡里。初めて学ぶ獣医学、初めての寮生活、ルームメイトの綾華(當真あみ)や同級生の残雪(萩原利久)との友情に心揺さぶられる毎日。迷い犬を救った事をきっかけに獣医師への想いがより一層増す聡里だったが、初めて命の選択を迫られる場面に直面し「救えない命」があることを実感。葛藤の末に聡里が出した答えとは…。
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