ポン・ジュノ監督最新作『ミッキー17』新たな公開日は3・28、日本版ポスター解禁
ORICON NEWS / 2025年1月9日 7時0分
映画『パラサイト 半地下の家族』(2019年)で、歴史を塗り替えた稀代の映像作家ポン・ジュノが、5年の沈黙を経て発表するアカデミー賞受賞後初となる最新作『ミッキー17』(原題:Mickey 17)の日本での劇場公開日が3月28日に変更された。
【動画】ミッキーが2人いる衝撃的なカット
当初、「2025年2月7日」と発表されていたが、昨年12月に「6月6日に変更」となり、さらに、全米の公開日が3月7日に変更されたことを受け、日本では3月28日に公開されることが急きょ決定した。
あわせて初披露された日本版ポスターは、ミッキーが17枚のレイヤーで描かれた強烈なインパクト&ユニークなビジュアル。このポスター解禁によって、謎のヴェールに包まれていたポン・ジュノ監督最新作『ミッキー17』がついにその輪郭をあらわにした。
主人公は、人生失敗だらけの男“ミッキー”。一発逆転のため申し込んだのは何度でも生まれ変われる“夢の仕事”、のはずが……。よく読まずにサインした契約書は、トップからの過酷すぎる業務命令で次々と命を落としては生き返る、まさにどん底の“死にゲー”への入り口だった。
現代からひとつの進歩もなく、労働が搾取される近未来の社会。だが使い捨てワーカー・ミッキーの前にある日、手違いで自分のコピーが同時に現れ、事態は予想を超えていく。そして、ミッキーの逆襲がはじまる。
解禁されたポスタービジュアルのミッキーの左肩にはゼッケンがあしらわれ、よく見ると下層部から数字が記されている。つまり、その数字はシリアルナンバーであり、下層の16枚は使い捨てられた彼の残骸なのだ。そして、最前面で戦闘モードの宇宙服を着ているミッキーが17番目だということが一目で分かる斬新なクリエイティブとなっている。
主演は、『テネット』、『ザ・バットマン』のロバート・パティンソン。共演には、ナオミ・アッキー(『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』)、スティーブン・ユァン(『NOPE/ノープ』)、トニ・コレット(『ヘレディタリー/継承』/アカデミー賞ノミネート)、そして『アベンジャーズ/エンドゲーム』のマーク・ラファロら。原作はエドワード・アシュトンによる小説『ミッキー7』(早川書房)。
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