ウォルト・ディズニー・スタジオ、2024年世界興行収入No.1 コロナ後初の50億ドル突破
ORICON NEWS / 2025年1月9日 18時3分
米ウォルト・ディズニー・スタジオは、2024年の全世界での年間興行収入が54億6000万ドルに達し、他を圧倒して世界No.1スタジオとなった。『インサイド・ヘッド2』が米国および世界で2024年No.1を獲得。同2位に『デッドプール&ウルヴァリン』、さらに、『モアナと伝説の海2』が5日間のオープニング興行収入で歴代最高を記録するなど、大ヒットが続き、2024年に公開された映画トップ4作品のうち3作品がディズニー作品だった。
【画像】2025年、ディズニーの主な劇場公開作品のビジュアル
2019年以降、全世界で興行収入50億ドルを突破したスタジオはウォルト・ディズニー・スタジオが初。また、過去9年中8年連続で全世界No.1を獲得し続けている。
同スタジオは、ディズニー、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ、ピクサー・アニメーション・スタジオ、ルーカスフィルム、マーベル・スタジオ、サーチライト・ピクチャーズ、20世紀スタジオの7つのスタジオの作品を扱っている。2024年の劇場公開作品と戦略について、ディズニー・エンターテイメント共同チェアマンのアラン・バーグマンは、「当社では劇場とストリーミングのそれぞれにおいて適切な作品数と、高い作品クオリティにこだわりながらお届けすることに注力し続けています。2024年には『インサイド・ヘッド2』、『デッドプール&ウルヴァリン』、『モアナと伝説の海2』のような大作を手がけたことで素晴らしい年となったこと実感しており、この興行収入の実績は今後再び業界をリードすることの追い風になるでしょう」とコメントしている。
『インサイド・ヘッド2』は、全世界興行収入17億ドルで、全世界歴代アニメーション映画No.1となった。日本国内の興行収入53.6億円。
『デッドプール&ウルヴァリン』は、全世界興行収入13.4億ドルで、全世界R指定映画歴代1位となった。日本国内の興行収入も20億円を突破した。
『モアナと伝説の海2』は、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ史上最高のオープニング成績でスタートし、12月31日までに全世界興行収入9億600万ドルと、10億ドル突破目前。米国および世界で第4位。日本国内でも興行収入40億円を突破する大ヒットとなっている(2025年1月6日時点)。
昨年公開映画の最後を飾ったのは、『ライオン・キング:ムファサ』(全世界興行収入3億6500万ドル)で、ホリデーシーズンを通して堅調な興行を続けている。さらに、サーチライト・ピクチャーズの『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』は全米で12月25日に公開後(日本国内では2月28日公開)、全世界で2900万ドルの興行収入を記録し、観客に高く評価されている。
そのほか、20世紀スタジオの『猿の惑星/キングダム』(全世界興行収入3億9800万ドル)、『エイリアン:ロムルス』(全世界興行収入3億5100万ドル)、『オーメン:ザ・ファースト』(全世界興行収入5400万ドル)、サーチライト・ピクチャーズの『憐れみの3章』(全世界興行収入1640万ドル)、『リアル・ペイン~心の旅~』(全世界興行収入930万ドル)など、幅広いジャンルの作品を配給した。
2025年は、マーベル・スタジオの『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』(2月14日、日本公開)』、『サンダーボルツ*』(GW、日本公開)、『ファンタスティック・フォー:ファースト・ステップス(原題)』(7月25日、全米公開)が予定されているほか、ウォルト・ディズニー・スタジオの『白雪姫』(3月20日、日本公開)、『リロ&スティッチ』(初夏、日本公開)、『ズートピア2(原題)』(11月28日、日本公開)といった強力なタイトルも。
ディズニー&ピクサーの最新作『星つなぎのエリオ』(夏、日本公開)やファン待望のシリーズ最新作『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』(12月19日、日本公開)、『トロン:アレス(原題)』(10月10日、全米公開)、シリーズ最新作『Predator: Badlands(原題)』(11月7日、全米公開)などの大作も控えている。
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