アニメ映画 『野生の島のロズ』綾瀬はるか・柄本佑・鈴木福・いとうまい子、アフレコ&インタビュー映像
ORICON NEWS / 2025年1月10日 7時0分
『シュレック』や『ボス・ベイビー』『ヒックとドラゴン』シリーズなど、数々の大ヒットアニメーションを生み出してきたドリームワークス・アニメーションの新作映画『野生の島のロズ』が、2月7日より公開される。
【動画】吹替版キャストアフレコ&インタビュー映像
「第82回ゴールデングローブ賞」4部門ノミネート、「第52回アニー賞」には最多9部門10ノミネート、これから発表される「第97回アカデミー賞」へのノミネートにも期待が高まっている本作について、日本語吹替版キャストを務める、綾瀬はるか、柄本佑、鈴木福、いとうまい子らのインタビューを収めた特別映像が解禁となった。
映像の冒頭では、アシスト・ロボットのロズ、キツネのチャッカリ、雁のキラリ、オポッサムのピンクシッポが登場するシーンのアフレコの様子を見ることができる。ロズの言葉を真似ようとするキラリの様子を見て、チャッカリがモノマネごっこを始めるコミカルなシーンだ。
ロズ役を務めた綾瀬は、オファーを受けた時の心境について、「うれしい気持ちと同時に、ロボットは表情があんまりないので、段階をつけていくのが難しそうだと思いました」と率直に打ち明けている。また、実際のアフレコについて「ロズは最初ずっと敬語を使っているのですが、次第に敬語ではなくなり、“~~です”から、“~~なの”と急に変わっていく感じが難しいなと思いました」と自身が演じたロズのキャラクターの変化にも言及している。
チャッカリ役を演じた柄本は「大人っぽいところと子どもっぽいところを併せ持ったキャラクターなので、中途半端なラインを狙わずにその両極端な面を一緒に表現するようにしました。また、声だけで演じるため、違和感が出ないようにチャッカリの動きに合わせるようにしました」と語り、チャッカリの魅力を表現するため細やかな演技にこだわったという。
鈴木は自身の演じたキラリについて「キラリは自分がロボットに育てられて、他の雁とは違うということを分かりつつ、それをあまりネガティブに捉えず、ポジティブに進んでいく力を持った、優しくて勇敢な子だと思います」と、前向きなキャラクターであることをアピール。キラリと自分の共通点として「ポジティブなところが似ている」とも明かしている。鈴木の演技によって、その成長と希望に満ちたキャラクターがどのように表現されているのか注目だ。
ロズをサポートするオポッサムの母親、ピンクシッポ役を務めたいとうは、本作について「愛とは何かをロボットが教えてくれている作品」と語る。アフレコで苦労した点については、「普段通りお芝居をするつもりでやっても、聞き直してみると全然違う印象で、なかなか自分の思っていた感じにできませんでした。しかし、何度か監督にお願いして挑戦していくうちに、ご指導のおかげもあって徐々に自分が目指すものに近づいていきました。難しかったけれど達成感がありました」と語っている。
■ストーリー
無人島に漂着した最新型アシスト・ロボットのロズは、キツネのチャッカリとフクロネズミのピンクシッポの協力のもと、雁のひな鳥キラリを育てるうち、心が芽生えはじめる。ロズの優しさに触れ、怪物として彼女を拒絶していた動物たちも、次第に島の“家族”として受け入れていく。いつしか島はロズにとっての“家”となっていくのだった――。
渡り鳥として巣立っていくキラリを見送り、動物たちと共に厳しい冬を越えた頃、回収ロボットが彼女を探しにやってくる。果たして、築いてきた動物たちとの絆から引き裂かれようとするロズの運命は!?そして、島の存亡をかけたロズと動物たちの戦いが始まろうとしていた――。
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