【RIZIN】平本蓮が語る鈴木千裕の“寡黙な努力”「やっぱコイツすげえ。頑張ってる者は報われる」

平本蓮（左）が鈴木千裕（右）の“寡黙な努力”を明かす （C）ORICON NewS inc.

　「RIZIN LMS（LAST MAN STANDING）王者」の平本蓮が、自身のYouTubeに新たな動画を投稿。3年前のハワイで見た前フェザー級王者の鈴木千裕の“寡黙な努力”と、それが現在の結果につながっていることを語った。

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　昨年大みそかの『雷神番外地』を終え、1月4日から妻とハワイを旅行していた平本が投稿した動画は、ホテルのバーで妻と語り合うなかで、2022年8月に初めてハワイを訪れたことが話題になった。翌月の『超RIZIN』で行われるフロイド・メイウェザーvs.朝倉未来の会見がハワイで行われ、同大会で試合が組まれていた鈴木と萩原京平も出席し、平本は同大会で試合がなかったものの会見の盛り上げ役として日本から呼ばれた。

　平本は3年前の会見を思い出しながら「格闘技界の現実っていうか、頑張ってる奴が上にいくなってマジで思った」と切り出す。朝倉と萩原はハワイに一緒に来ていたチームのメンバーと現地を楽しんでいたが、1人で来ていた鈴木について「あいつは3部練習しないと頭がおかしくなるとか言ってるから、その辺とかずっと走ってるわけよ。どっか練習できるジムがないか探したり、ずっと寡黙に練習していて」とハワイでも浮つかない鈴木の姿勢を明かした。

　直近で試合がなかった平本は、プールサイドでくつろいでいる時に何度も走っている鈴木を見かけており「やっぱコイツすげえな」と思っていたが、「蓋を開けてみたらこの2～3年であいつが輝いてるわけじゃん。だから努力って絶対にどんな時代も怠っちゃダメだし、努力じゃなくて当たり前にやらなきゃいけない量を超えるのが努力で、それは本人次第だからね」と自身の考えを語った。

　そして、「今でも努力って怠ったらダメだって気付かされたのは、今のフェザー級の現状とあの時の鈴木千裕。頑張ってる者は報われるっていうか、そりゃこういう結果になるよな」と鈴木の努力をしっかり認めたうえで、自身が5月に『THE MATCH 2』での朝倉との再戦に向けて「自分もそうでなきゃいけないなって思う。自分も必ず努力したら報われると思う」と決意を新たにした。

　動画では、平本がメイウェザーの通訳を務めて話題となったあの会見の裏側や、ファンに向けた率直な思いなども打ち明けている。