いじめで不登校…「世の闇を知った」「顔を隠したい」少年たちが激変、内面も変える美容師のスゴ技とは?
ORICON NEWS / 2025年1月16日 6時50分
学生時代にネガティブな経験をすると、自己肯定感が下がり、見た目もおろそかになってしまうことも。「自分なんて」「今さらどうしたらいいかわからない」と思ったまま、大人になっている場合もある。だが、少しだけ勇気を出してプロの手を借りれば、そこから一気に目の前が開ける場合もある。人気美容師により、驚きのイメチェンを果たした2人の男性を紹介する。
【ビフォーアフター】「まるで別人!」まさかの陽キャイケメンに激変した暗黒少年
■「世の中の闇を知った」19歳、いじめに端を発した暗黒時代
2人の男性を変貌させたのは、3000人顧客を抱えるフリーランスの人気美容師・カンタさん(@ka.n_wl)。道行く人に声をかけ、カッコよくイメチェンさせる「渋谷でイメチェンさせる人」として、YouTubeやTikTokなどで動画を配信している。
カンタさんの手でイメチェンを遂げたのは、秋葉原で出会ったよしさん。目が隠れそうなほど伸びた前髪や、モッサリした印象を与える毛量が、失礼ながら外見には無頓着であることを物語っている19歳だ。そんなよしさんの口から語られたのは、「世の中の闇を知った」という暗い過去だった。
サッカーのスポーツ少年団に入っていた小学校時代は、足を引っかけられたり、ボールをぶつけられたり、暴言を吐かれたりといじめに遭っていた。中学時代は友だちもそこそこいたものの、悪目立ちすることが多く、「当時は無理しているだけの笑われ者の枠だった」と振り返る。さらに高校時代は、入学後すぐに心筋炎にかかり入院。スタートダッシュが遅れたことで友だちができず、学校が嫌になって不登校に。半年後に登校を決意するも、コロナ禍となり、「暗黒時代」と評する3年間を送ることに。顔を覆い隠すように伸び放題だった前髪は、「おでこが広いことで、“デコ広い”とか“ハゲに見える”と言われた」ことによるコンプレックスに加え、いじめや不登校の暗い過去も影響していたようだ。ちなみに、「親以外は女子とまったくしゃべったことがない」という。
カンタさんは、そんなよしさんを「爽やかな感じにイメチェンしたい」とハサミをとった。「広めのおでこはナチュラルに前髪を流すと重たい印象になりますし、顔も長く見えてしまうので、少し動きをつけたセンターパートっぽい感じにして、むしろ前髪は上げて、雰囲気を変えたいと思いました」。
カット後は、初のワックスや眉カットも体験。こうして出来上がったのは、涼しげな目元が印象的な、韓国人俳優のようなイケメン男子。手がけたカンタさんも「想像を超えてきた」と喜びを隠せない。よしさんも、イメチェンに加えて心の中の闇を吐露したことで、内面もスッキリした様子。「新鮮というか貴重な体験をさせてもらい、ありがとうございました」と語り、胸を張って去って行った。
もう1人、こちらも秋葉原で出会った高校生のニューラピさん。よしさんと同じく、長い前髪で前が見えなさそうな17歳。本企画を快諾してくれたのは、「学校に行っていきなり自分がメチャクチャに変わっていたら(みんなの反応が)面白い」という理由からだそう。何かを変えたい――潜在的にそんな意識を抱えている様子の彼に話を聞いてみると、そこにはこんな過去があった。
ひょうきんな性格で、中1までは学校でも楽しく過ごしていたという彼。しかし、親の転勤で引っ越しすると、転校先でLINEのグループをいきなり退会させられるなど、いじめられるように。それがきっかけで不登校になり、「ずっと家にいた。起きてご飯食べてまた寝るみたいな生活だった」と言う。しかしその後、意を決して受験して高校へ進学。「イメチェンで変わったら面白い」と考える根底には、新たな環境の中で本来の自分を発揮して、またみんなと仲良く楽しく過ごしたいという思いがあったのだ。
カンタさんは、「目がキレイだし、鼻筋が通っている。パーツのバランスが良いから、どんな髪型でもいける」と太鼓判。さらに「本人は、過去の経験や性格もあって、そのことに気づけていないのだと思います。今回は自信をもって今後の人生を進めるよう、キレイな顔立ちを生かすべく、バッサリいかせてもらいます」と断言。
こうしてカンタさんの手によりイメチェンを果たし、「めっちゃカッコいいです!」と言われると、「変わったかもしれない」としっかり前を向いて胸を張って応える彼。たかが見た目といえど、外側が変わったことで内面にも変化は出るもの。このイメチェンで、ニューラピさんの高校生活が明るいものになることを願いたい。
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