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団長安田、30年前に「大切な人を失いました」…視聴者涙 「関西人の一番あかん『知らんけど』」

ORICON NEWS / 2025年1月16日 11時47分

安田大サーカス・団長安田 (C)ORICON NewS inc.

 お笑いトリオ・安田大サーカスの団長安田(50)が、15日放送のMBSテレビ特別番組『刻み続ける1995年1月17日~あの日、現場で起きていたこと~』にVTR出演し、友人との死別を明かした。

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 1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災から30年。関西地区ゴールデンタイムに放送された番組では、大阪・梅田のMBS報道フロアから、あらためて“あの時”を心に「刻み続ける」思いを込め、振り返った。

 当時、中学1年生で揺れを経験したSUPER EIGHT・村上信五(42)と、95年生まれの清水麻椰アナウンサー(29)がMCを務めた。また、当時第1子妊娠中だったハイヒール・モモコ(60)、震災後生まれの中条あやみ(27)、元オリックス・ブルーウェーブの田口壮(55)がスタジオにそろった。



 エピソード3では「お前芸人なれや~友が遺した言葉を胸に~」と題し、安田の被災エピソードを紹介。安田は、当時20歳、西宮市で揺れを経験し「北斗の拳みたいな、世紀末」の壮絶な光景が広がっていた。ナレーションで「大切な人を失いました」と伝えた。

 幼なじみだった山口恵介さんが寝泊まりしていた、祖母の自宅が倒壊。「うめき声がした」と連日連夜声を声をかけ続けたが、数日後、無情な別れとなった。当時の安田の姿は、MBSのカメラなどがとらえていた。

 震災数日前の成人式で、山口さんは「お前おもろいねんから芸人なれよ」「なれへんかったら後悔するぞ」と安田に声をかけていた。安田は、その言葉が「後押ししてくれました」と振り返った。

 芸人として震災を語り続ける安田は、「防災士」の資格を取得。「経験はしゃべれても、正確な情報をちゃんと言えてるのるかというと、関西人の一番あかん『知らんけど』がつく言い方しか言えない」と説明し、「世界一おもしろい防災士になる」と語った。

 視聴者からは、Xなどで「そんなつらい過去あったんやね」「団長かっこいい 涙涙」「このあとの水曜日のダウンタウンでもそうだけど、団長安田が異常すぎるほどの我慢強さを見せるのは、親友が亡くなったからだろうなと、今になってわかる」など、多数の声が寄せられた。

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