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菅田将暉&井上真央&岸善幸監督が語る、映画『サンセット・サンライズ』泣き笑いのツボ

ORICON NEWS / 2025年1月16日 12時0分

映画『サンセット・サンライズ』(1月17日公開)(C)2024「サンセット・サンライズ」製作委員会

 俳優の菅田将暉が主演する映画『サンセット・サンライズ』があす公開(17日)されるのを前に、菅田、共演の井上真央、岸善幸監督らのインタビューと、笑顔にあふれていた撮影現場のビハインド映像とともに、「泣き笑い」のポイントを押さえた、その名も「泣き笑いガイド」(映像)が公開された。

【動画】映画『サンセット・サンライズ』泣き笑いガイド映像

 本作は、“移住”をテーマにした楡周平氏の同名小説(講談社)が原作。脚本は、宮藤官九郎が担当した。新型コロナウイルスのパンデミックで世界中がロックダウンに追い込まれた2020年。リモートワークを機に東京の大企業に勤める釣り好きの西尾晋作(菅田)は、4LDK・家賃6万円の神物件に一目惚れ。何より海が近くて大好きな釣りが楽しめる三陸の町で気楽な“お試し移住”をスタートさせる。そんな都会から移住したサラリーマンと宮城県・南三陸で生きる住民との交流、人々の力強さや温かさをユーモアたっぷりに描いたヒューマン・コメディ。



 本作の現場では、忙しい撮影の合間をぬってでも、釣りに行くスタッフがいるほど、皆が現場を満喫していたそう。菅田は、この土地で撮影していることを存分に楽しもうとするその「グルーブ感」が良かったと言い、「(現場は)本当に楽しかった。誰が観ても笑えるし、誰が観ても考えちゃう」と振り返る。

 晋作に空き家の離れを貸す宇田濱町のマドンナ・百香を演じた井上も、宮城・気仙沼での撮影や、現地の方々との交流の時間は「本当に濃密だった」と語り、「その土地の空気に触れながら撮影できたのが良かった」としみじみ回想。

 岸監督は「宮藤作品を笑えない作品にはできない」という決意を胸に、一番意識したのは“間“だったという。宇田濱イチの情報通で、いつもタコの干物をくわえている重蔵(ビートきよし)と晋作が初めて対面するシーンや、晋作とタコの格闘シーンは、岸監督自身が一番、笑っていたという証言も。

 このほか、宮藤による脚本に関して、井上が「震災やコロナという題材を、軽やかに湿っぽくなく描けるのはさすが宮藤さんだなと思いました」と語り、宮藤が現場を訪問し、楽しそうに見学している姿を捉えた貴重な撮影現場裏の映像もある。

 井上演じる百香の「高速なめろう作り」、菅田演じる晋作が「慣れた手つきで魚を捌く」シーン、菅田が撮影現場について「止められないおじさんの活気というか、想いはあふれてるんですが、体が追いつかない!」と笑いながら語る、タケ(三宅健)、ケン(竹原ピストル)、 山城進一郎(山本浩司)、 平畑耕作(好井まさお)らで結成された「モモちゃんの幸せを祈る会」メンバーと晋作の「乱闘シーン」など、見どころにあふれた映像が盛りだくさん。

 最後に、これから本作を鑑賞する人たちへ向けて、「今までの思い出や、想いを大事にしながらでも新しい考え方や気持ちに触れて再生していく話」(井上)、「人間は1つの感情で動いてないし生きてないから。楽しいこともあるけど悲しいこともある。きっとうまくいかないこともいっぱい出てくる。どうしたって悲しいことはある。だからこそ笑えたらいい」(菅田)と、力強いメッセージを寄せている。

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