今夜の『探偵！ナイトスクープ』半身不随の男性、絶縁状態の友人との約束を果たしたい【見どころ】

17日放送『探偵！ナイトスクープ』より（C）ABCテレビ

　きょう17日放送のABCテレビ『探偵！ナイトスクープ』（毎週金曜　後11：17　※関西ローカル）では、半身不随となった男性の依頼に真栄田賢探偵が応える。

【番組カット】なんとも不思議な調査…剛速球で餅をつく

　依頼者の大阪府の男性（51）は4年前、47歳の時に脳内出血で倒れ、左半身が麻痺する体になった。原因は、朝からお酒にタバコなどこれまでの不摂生な生活だという。今回の依頼は、遊び回っていた時代に、常連として通っていたBARのマスターとの約束に関するもの。

　マスターとは個人的にも気が合い、素直に自分のことを相談できる友人で、病気で倒れた時も一番に駆け付けてくれた。さらに、ほぼ毎日、筋肉が硬直しないようにと手足のマッサージをしてくれ、一緒に頑張ろうと励ましてくれた。依頼者は、その時にマスターとあることを約束した。

　それは、お酒もタバコもやめること。コロナ禍のなか、北新地でBARを開店することになったマスターは「僕も死に物狂いで頑張るから、タバコ、お酒をやめてリハビリを頑張り、元気になってお店に来てくれるのを待っている」と依頼者を元気づけた。しかし、依頼者は体が不自由になったことが受け入れられず、辛いリハビリを拒み、タバコも吸い始めた。マスターはその姿を見て「もう僕はあなたの手助けをできない…」と離れていき、それから2年、一度も会っていないとのこと。

　このままではダメだと思い直し、タバコもやめてリハビリも頑張るようになった。そして、マスターが新しく北新地に開店したBARに行くという約束を果たすため、行かなくてはならないとの決意を固めた。自分の足で歩く姿をマスターに見せたいと思っているが、一人では北新地まで行くことができない、というもの。

　真栄田探偵は、今は絶縁状態というマスターに面会。依頼内容を伝えると涙ぐむが、彼は彼で依頼者への贖罪の思いがあったと明かす。

　そのほか、せいや探偵が調査した「豪速球で餅はつけるのか？」、田村裕探偵の「息子の太鼓とお経は近所迷惑？」を届ける。