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変形地に建つ12坪に22帖のリビングダイニングキッチン 徹底したコストダウンを実現【住人十色】

ORICON NEWS / 2025年1月16日 18時56分

18日放送『住人十色』より=建坪12坪の狭小ローコストハウス(C)MBS

 俳優の駿河太郎、三船美佳がMCを務める、MBSテレビ『住人十色』(後5:00~5:30)が18日に放送される。今回は“変形地マニア”が建てた、12坪の狭小ローコストハウスを紹介する。

【番組カット】狭小住宅に広がる22帖のリビングダイニングキッチン

 舞台は宮城県仙台市。住人(アルジ)は、2人の子どもがいる4人家族。4年前、宮城県の郊外から通勤に便利な仙台市へ移り、建築家の夫が家を建てた。

 外観はコンパクトだが、実は見えているのは2階部分だけ。前面道路がある2階に玄関があり、2メートル下がったところに1階がある。間口はわずか3.6メートル、奥行きは11メートルと、かなり細長い形をした建坪12坪の狭小住宅だ。



 「売れ残り物件パトロール」が趣味だと言う夫が200万円の土地を発見。ボロボロの古家付きで、道路から2メートル下がった変形地だったが、「むしろ難易度が高い方が他にはない家ができる」と、180万円まで値切って購入。周辺の土地価格の5分の1以下だった。さらに、古家を取り壊して新居を建てる際も、建築費を徹底的に安くした。

 家の2階部分、メインスペースは天井高3.6メートル、細長い22帖のリビングダイニングキッチン。南側と北側に開口部を設けてあり、視線が抜けて、意外にも狭さは感じない。あえて、壁は設けず、筋交いがむき出しになっている。視界やスペースを遮断してしまう壁ではなく、同様の強度の筋交いにすることで、風景を取り込みつつ安全な家を実現したという。壁を作ると約10万円かかるが、筋交いだと3万円。コストも抑えることができた。

 コストダウンの秘訣は「人件費の削減」だと言うアルジ。大工や職人の作業の手間を省けば、大幅なコストダウンになるのだとし、妻の要望で全てオープン収納にしたキッチンも、家具職人、建具職人の手が必要な引き出しや扉はほとんど取り付けず、大工の作業範囲でできるベニヤ板で作った本体にシンクをはめた。

 1階には、狭小住宅ながら広々とした10帖の寝室がある。2階のリビングは外からも丸見えなので、寝室は、セカンドリビングとしても利用。家族でテレビやゲームを楽しむくつろぎのスペースになっている。

 夫は「決して住みやすい家ではないと思うんですよ。だけど普通の家じゃない、うちはこういう家なんだっていうことを大切にしてもらえるといいなって思いますね」と語る。

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