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大泉洋、一度は立ち消えた主演映画が公開 9年越しの実現「この布陣がそろうのを待っていた」

ORICON NEWS / 2025年1月17日 19時47分

『室町無頼』初日舞台あいさつに登壇した(左から)入江悠監督、長尾謙杜、大泉洋、堤真一、松本若菜 (C)ORICON NewS inc.

 俳優の大泉洋が17日、都内で行われた映画『室町無頼』初日舞台あいさつに登壇した。

【写真】キュートな笑顔にキュン!にこやかに手を振った長尾謙杜

 今作は、2016年に企画がスタートし、9年越しの公開となった。満席の客席を見渡した大泉は「一度、『この映画はできないことになりました』と言われたので、残念に思ったのですが、どこかの現場で堤(真一)さんにお会いした時に『やりたかったな』と言われて、改めてそうだなと」と念願だったと語った。

 続けて「もっと早くやっていればここまで体がボロボロになることもなく」とこぼしつつ、「そうすると、長尾(謙杜)くんが子どもすぎる」と指摘。「今が良かったと思います。この布陣がそろうのを待っていたんでしょう!」と手を広げ、喜びを表現した。



 また、堤も「コロナのせいでいったん話が立ち消えたのですが、奇跡的にここまでできた」と感慨深げ。「本当にうれしいです」とかみしめた。

 今作は2023年『極楽征夷大将軍』で直木賞を受賞した垣根涼介氏の『室町無頼』(新潮文庫刊)を実写化。時は室町、“応仁の乱”前夜の京(みやこ)。大飢饉(ききん)と疫病の連鎖、路上に重なる無数の死骸という混沌(こんとん)の世の中に風のごとく現れ、巨大な権力に戦いを挑んだ者たちがいた。日本史上、初めて武士階級として一揆を起こし、歴史にただ一度だけその名を留める男・蓮田兵衛(大泉)のもとに結集した無頼たちの知られざる闘いをドラマチックに描く。

 舞台あいさつには、大泉と堤のほか、長尾謙杜(なにわ男子)、松本若菜、入江悠監督も登壇した。

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