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元フジ渡邊渚、PTSDと向き合いながらも挑戦「すべてここに、嘘偽りない言葉で書き残した」

ORICON NEWS / 2025年1月17日 20時15分

元フジテレビアナウンサーの渡邊渚(写真はインスタグラム @watanabenagisa_ より)

 元フジテレビアナウンサーで現在はフリーランスの渡邊渚(27)が17日、自身のインスタグラムを更新。初フォトエッセイ『透明を満たす』(1月29日発売・講談社)の表紙ビジュアルを公開するとともに、制作に込めた思いを明かした。

【写真】ベッドに横たわり… まっすぐな視線でカメラを見つめる渡邊渚

 渡邊は「1月29日発売のフォトエッセイの表紙とタイトルを公開しました。私としては、写真集やフォトブックではなくく、“フォトエッセイ” であることにこだわっています。エッセイは5万字超の全編書き下ろしです。信頼できるスタッフの方々のお力で、素敵な写真になりました」と紹介。

 「時々、『PTSDの人間がグラビアをやれるわけがない』と言われますが、私は病気になるずっと前からグラビアページに出ていたので、こうして写真を撮られることに抵抗感がありません」と伝え「むしろ病気によって“できない”と決めつけるのは、他者にも自分自身にもしたくないことなので、こうして挑戦しています」と前向きな思いを明かした。



 続けて「いろんな考えがあるかと思いますが、私は誠実にこの本と向き合って作りました」といい「今伝えたいことは、すべてここに、嘘偽りない言葉で書き残したので、それが皆さんに届くことを願っています」とメッセージしている。

 渡邊は現在、Webサイトでのエッセイ執筆やモデル業、これまでの経験や知識を生かしたバレーボール関連のMC業など、アナウンサーという肩書きを離れて多様な働き方を実践している。

 昨年8月にフジテレビを退社し、10月には自身のインスタグラムにて過去にPTSD(心的外傷後ストレス障害)を患っていたことを公表。本エッセイ刊行にあたり「生きづらさを感じている人や病と闘っている人、それを支える周囲の人、同世代の将来に悩む女性など、様々な人たちに届いてほしいと思って制作しています」とコメントを寄せていた。

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