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ピクサーのオリジナル・アニメーション『ウィン OR ルーズ』2・19ディズニープラスで独占配信

ORICON NEWS / 2025年1月20日 12時6分

ピクサーのオリジナル・アニメーションシリーズ『ウィン OR ルーズ』2月19日より独占配信 (C)2025 Disney/Pixar

 ピクサー・アニメーション・スタジオによる映画を原作としない初のオリジナル・アニメーションシリーズ『ウィン OR ルーズ』が、動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」で2月19日より独占配信される。キービジュアルと本予告が解禁となった。

【動画】『ウィン OR ルーズ』予告編

 本作は、中学生男女混合ソフトボールチーム「ピクルス」のメンバー8人が、1週間後に迫る大きな大会までさまざまな想いで準備をする様子を描く物語。全8話構成で、それぞれのエピソードでは、同じ1週間が選手・その家族・審判など複数の視点から描かれる。自信なさそうな子供たち、過保護な親、恋に悩む審判など、一つの出来事を取り巻くさまざまな人の視点が多角的に描かれる斬新な構成になっている。



 製作陣には、ピクサー・スタジオの系譜を彩ってきたクリエイターたちが名を連ねる。キャリー・ホブソン(『あの夏のルカ』プロデューサー)とマイケル・イェーツ(『ソウルフル・ワールド』ストーリー・アーティスト)が脚本・監督、エグゼクティブ・プロデューサーを務め、『リメンバー・ミー』や『ファインディング・ドリー』でヴィジュアル・エフェクトを担当したデビッド・ラリーがプロデューサーを務める。

 製作総指揮は、昨年夏に公開し、世界興行収入アニメーション歴代No1作品となった『インサイド・ヘッド2』の製作総指揮を務め、前作『インサイド・ヘッド』をはじめ監督を担当した作品でアカデミー賞を3度受賞しているピート・ドクター、アカデミー賞2度受賞で『トイ・ストーリー』シリーズの原案や、『ファインディング・ドリー』の監督を務めたアンドリュー・スタントン、さらに『私ときどきレッサーパンダ』でプロデューサーを務めたリンジー・コリンズらそうそうたるメンバーが務める。

 ドラマを彩る音楽は、『アイアンマン』でグラミー賞ノミネートのラミン・ジャヴァディが担当した。

 公開された本予告では、選手たちの不安や失敗などがコミカルに描かれつつ、「誰かが勝てば、必ず誰かが負ける」、「どんな結果になっても、君たちみんな
の勝ちだ」など作品タイトルでもありテーマである「勝敗」とは何かを視聴者に問いかける。彼らは、襲いかかる不安や焦りに向き合い、「人生」というゲームに勝つことができるのか…。人生の課題に立ち向かう全ての人の共感を呼びそうな予告編となっている。

 脚本、監督、製作総指揮を務めるキャリー・ホブソンは、「私は幼い頃からソフトボールをやっていて、その経験からインスピレーションを得て私たちはソフトボールがこの作品の題材として完璧だなと感じました。それは正に特別な世界観を作り上げるチャンスだと感じていました。スポーツの世界にはさまざまな側面があります。私はそのすべてが大好きです。スポーツは人の良い面も悪い面も引き出すことができます。一番穏やかな人でも、感情的になることがあり、そして勝敗に関しては、その結果は重要ではないようで、まるでそれこそがすべてのような気持になってしまうものです。私たちが大好きなテーマを描く上で、最高の舞台であると感じました」とスポーツの世界とそれを物語へ落とし込むことへの思い入れを熱く語っている。

 マイケル・イェーツは、異なる視点にスポットを当てるというアイデアは、会社での日常生活から生まれたものだったと言う。「キャリーと私は『トイ・ストーリー4』の仕事仲間でした。映画の中で起こっていることや、世の中で起こっていること、時事問題やニュースについてよく話していました。私たちはいつも、同じ物事に対して異なる反応や解釈をします。一人は『うまくいったよ!』と言うことでも、もう一人は『いや、ひどかったよ』と言う。私たちは、私たち自身の経験が、物事に対する私たちの認識を左右することに気づきました。私たちは、そういった教訓を物語るストーリーを目指しました」と語っている。

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