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大阪カンテレ番組、フジ騒動めぐり東京番組に稀な意見 社長会見の「日付」指摘…震災30年の1・17

ORICON NEWS / 2025年1月20日 14時44分

カンテレ(C)ORICON NewS inc.

 大阪・カンテレは、20日放送の『旬感LIVE とれたてっ!』(月~金 後1:50)で、中居正広とフジテレビの騒動を取り上げた。カンテレは、東京キー局のフジテレビに対し、準キー局の立場にある。

【写真】フジテレビ「100分社長会見」の主な論点…トラブルの経緯や対応を説明

 番組では、これまでの経緯を整理。その上で、ジャーナリストの鈴木哲夫氏は「危機管理」の視点からコメントした。

 鈴木氏は「僕はそもそもなんですが、やっぱり危機管理の問題だと思うんですよね。日本の政治の世界でもあるし、企業でも、常に日本って危機管理遅れてるよねっていうのがある」とし、「最初にこの問題に社員は関わってはいないってボーンと出しました。僕、その時に『えっ?』と思ったんですよ。これ言い切っていいのかな?なぜあの時にしっかり調査していきますと、これも危機管理の基本ですけども、そういうコメントをしなかった、そのへんの危機管理の問題」と私見を述べた。



 さらに「もう1ついいですか」とし、フジテレビの港浩一社長が定例会見を開いた「1月17日」について指摘。この問題に関しては、多くのニュース情報番組が報じるようになったが、稀な言葉だった。

 鈴木氏は「僕、個人的にすごく思うのはね、港さんがこの前、会見して、これ会見するのはもちろんいいことなんだけど、1月17日にやったでしょう。この日、阪神大震災の30年の日だったんですね」と、この日付の重要性を指摘。

 「あの日はやっぱりね、皆でやっぱりしっかり震災のことを考えなきゃいけない日にこれをぶつけてきちゃうと、あの日の夜の他の局のニュース、トップがこっちだったんですよね」と続けた。そして、この日付選択も踏まえて「危機管理というところが問題かなというふうに私は思いますね」と語った。

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