『その街のこども』「別人じゃん!」森山未來&佐藤江梨子が40代に 神戸で被災した頃の年齢に我が子
ORICON NEWS / 2025年1月20日 19時28分
1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災から30年を迎え、被災者・森山未來(40)と佐藤江梨子(43)が15年前に共演した『その街のこども 劇場版』が、再上映されている。
【写真多数】森山未來&佐藤江梨子、15年前「その街のこども」→2025年「親世代」
同作は、NHKドラマとして震災15年目の2010年の1月17日に放送され、その後「劇場版」として上映された。神戸で育ち、実際に震災を経験した森山と佐藤が、心の傷を抱えたまま生きる若者をリアルに演じた。脚本の渡辺あや氏は、その後、連続テレビ小説『カーネーション』や『エルピス』を手がけた。
震災30年の再上映初日には、森山と佐藤が14年ぶりに都内で登壇し、井上剛監督とともに語った。
森山は「能登の復興スピードは神戸よりも遅く、もっと時間がかかっている。そしてこの30年で他にもたくさんの災害があった。この作品から神戸のことが見えてくるのはもちろんだが、それ以外にもさまざまなことが見えてくるようになったのではないかと思う」、佐藤は「自分の子どもが今年で10歳になる。それは森山さんが震災を経験された年と同じくらい。それだけ時が経ったんだなと感じるし、今見ると、親目線で、被災した親たちはどういうふうな気持ちだったのだろう、というふうに感じ方が変わったところはあると思います」と語った。
撮影当時を振り返り、井上監督が「ケンカしたよね?」と呼びかけると、「ケンカ…?」と不思議そうな森山を横目に、佐藤が「森山さんは若い頃はとがってらしたんですよ!」と明かすと、笑いに包まれた。
そして、森山は「これは神戸についての映画だが、30年の間にたくさんの出来事があり、もう誰にとっても他人事ではなくなっていると思う。僕はこの作品に出合えたことが神戸の震災と自分との距離感みたいなものをつかめるきっかけになった。だからこうして長く愛してもらっているのを本当にうれしく思う」と感謝。佐藤は「子どもに15年前のこの映画の自分を見せたら、『別人じゃん!』と驚かれてしまった(笑)。でも本当に幅広い層の、いろんな世代の人に観ていただけたらうれしいと心から思う作品です」と呼びかけた。東京シネマート新宿、兵庫シネ・リーブル神戸で23日まで上映。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
阪神・淡路大震災を知らない関西大学の学生たち…“自分事”と捉える困難に直面
マイナビニュース / 2025年1月31日 10時0分
-
数々の名作ドラマを生み出した演出家・安達もじりが映画監督に初挑戦 「阪神・淡路大震災から30年」をどう伝えるか
CREA WEB / 2025年1月17日 11時0分
-
【阪神・淡路大震災から30年】震災を伝え続けたい世代と、知ることを重荷に感じる世代に生まれるギャップ…被災していない若者の心の傷とは?
集英社オンライン / 2025年1月17日 11時0分
-
神戸出身の平松愛理さん、復興支援の原点は医師の父 17日に支援ライブが5年ぶり復活「記憶語り継ぐきっかけに」
まいどなニュース / 2025年1月17日 6時30分
-
俳優・堀内正美さんは「がんばろう!!神戸」の発案者 阪神・淡路大震災から30年の「思い」とは…(あの人は今)
日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年1月16日 9時26分
ランキング
-
1「闇落ちしてる」ジャスティン・ビーバーの激ヤセが衝撃的、囁かれる“離婚危機”
週刊女性PRIME / 2025年2月5日 11時30分
-
2吉本タレントがコンプラ違反で活動自粛、出演番組「見合わせ」異変が起きていた“M-1芸人2名”
週刊女性PRIME / 2025年2月5日 15時0分
-
3「娘は大丈夫、元気です。でも…」小島瑠璃子(31)の母が明かした“困惑” 現場に居合わせた赤ちゃんは無事《夫は緊急搬送され死亡》
NEWSポストセブン / 2025年2月5日 6時15分
-
4吉本興業、コンプライアンス違反の疑いで一部タレント活動自粛「事実関係を調査中」
モデルプレス / 2025年2月5日 12時15分
-
5重盛さと美も小島慶子も…「モノ言うべき時代」到来 「言わなきゃ叩かれ放題」ネット無法荒廃の殺伐
日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年2月5日 9時26分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください