ライオン、フジCMの差し止め発表にSNS上では驚きの声も「お昼のフジといえば…」

フジテレビ（C）ORICON NewS inc.

　タレントの中居正広と女性とのトラブルにフジテレビの社員が関与していたと一部週刊誌が報じたことを受け、大手生活用品メーカーのライオンは20日、フジテレビでのCMの放映を差し止めると発表した。

【写真】フジテレビ「100分社長会見」の主な論点…トラブルの経緯や対応を説明

　同社は公式Xに「フジテレビでのCM放映に関するお知らせ」と題した文書を掲載し、「皆さまからお問い合わせを頂いておりますので、この場をお借りしてご説明します」とした上で、「当社は状況について総合的に判断の上、本日（1月20日）朝より当面の間フジテレビでのCM放映を差し止めておりますのでお知らせいたします」と伝えた。

　『ごきげんよう』『グータッチ』など過去にはライオン1社提供で番組が放送されていたこともあり、同社の差し止めの発表を受けSNSでは「お昼のフジといえばライオンというイメージだけに驚き」「長い付き合いのライオンもCM放映差し止めか」との反響が寄せられている。

　一部週刊誌で、中居と女性とのトラブルが報じられた。中居側は、女性とトラブルがあったことを認めた上で、「双方の代理人を通じて示談が成立し、解決していることも事実です」としている。

　フジテレビ関係者についても言及されており、同局は「内容については事実でないことが含まれており、記事中にある食事会に関しても、当該社員は会の設定を含め一切関与しておりません」と否定。しかし、フジ・メディア・ホールディングスに対し、米投資ファンドが第三者委員会の設置を求めた。

　フジテレビ港浩一社長は、17日に前倒して定例記者会見を行い「視聴者、関係者に多大なご心配をおかけしていること、現在まで説明ができていなかったことについておわび申し上げる」と謝罪。第三者の弁護士を中心とした調査委員会を設け、同社社員の関与の有無などを調べるとしている。