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芳根京子、和太鼓演奏に初挑戦「毎日プロテインを持ち歩き」3ヶ月の練習の成果に松坂桃李も「すごい!」

ORICON NEWS / 2025年1月21日 7時58分

映画『雪の花 ―ともに在りて―』(1月24日公開)場面写真 (C)2025映画「雪の花」製作委員会

 今週24日公開の映画『雪の花 ―ともに在りて―』より、俳優の芳根京子が劇中で和太鼓の演奏に初挑戦したシーンの写真とメイキング写真が解禁となった。このシーンのために芳根は3ヶ月に及ぶ練習に励み、「練習期間中は毎日プロテインを持ち歩いていました」と明かしている。共演した松坂桃李も「すごい!」と大絶賛したという。

【画像】演奏後、こぶしを突き上げる芳根京子

 本作は、巨匠・黒澤明監督のもとで助監督を経験し、監督デビュー作『雨あがる』(2000年)以来、一貫して人間の美しい在り方を描いてきた小泉堯史監督の最新作。江戸時代末期、有効な治療法がなく死に至る病とされた疫病、疱瘡(天然痘)から人々を救うため、私財を投げうち種痘(予防接種)を普及させようと尽力した実在の町医者・笠原良策を題材にした、吉村昭の小説『雪の花』(新潮文庫)を映画化した。笠原良策役で松坂が主演を務め、芳根は良策の妻・千穂を演じた。



 良策は疫病の治療法を見つけるべく奮闘するが、患者を救いたくとも何もすることができない自分に無力感を抱き自らを責めることも。そんな落ち込む良策を、芳根演じる千穂は明るく励まし続ける。2人の夫婦愛も本作の見どころだ。

 どんな時も良策を信じ影で支える千穂だったが、千穂には「男之助」と呼ばれる良策には普段見せていない男らしい一面があった。今回解禁された場面写真がそれを象徴するもので、緊張感ある雰囲気の中で鋭い眼差しを投げかける千穂が捉えられている。

 芳根は、クランクインの約3ヶ月前から和太鼓の練習に励んでいたという。「練習期間は、毎日プロテインを持ち歩いていました」と話し、その当時は腕が一回り太くなったそう。

 周りにも「太鼓の作品をしていると思っていた」と、話しかけられるほど腕をパンパンにしながら練習に取り組む芳根だったが、「監督が何度も練習を見に来てくださっていて、その姿を見たらこんなにメソメソしていられない」と監督の存在が芳根を奮い立たせていたという。

 そんな芳根の姿を隣で見ていた松坂は、「すごいですよね」と大絶賛。「(太鼓奏者の)役とかではないのに、そういうシーンがありますということで3ヶ月練習して、でもそれをやることによって人物の厚みが出る。その説得力はすごいありました」と芳根に対し尊敬の眼差しを向けた。

 練習の成果は芳根のクランクアップの日に、滋賀県の奥石神社にて行われた撮影で披露され、芳根は「あの日はすごくやり切ったなっていう夜でした」とその出来に満足している様子。メイキング写真はやり遂げて思わずガッツポーズが出たところ。カットがかかるまで3分以上、力強く太鼓をたたき続け全力を出し切った芳根の姿に、松坂含む現場のキャストも大きな拍手を送ったという。

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