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ベルリン国際映画祭出品・横浜聡子監督『海辺へ行く道』麻生久美子・高良健吾・唐田えりか・剛力彩芽らが出演

ORICON NEWS / 2025年1月21日 13時0分

映画『海辺へ行く道』(2025年晩夏公開)(C)2025映画「海辺へ行く道」製作委員会

 漫画家・三好銀(1955-2016年)の最高傑作と名高い「海辺へ行く道」シリーズ(全3巻)を横浜聡子監督・脚本で映画化した『海辺へ行く道(英題:Seaside Serendipity)』が、来月ドイツで開催される「第75回ベルリン国際映画祭」(2月13日〜23日)ジェネレーション部門で上映される。主演は、約800人のオーディションを経て選ばれた14歳の俳優・原田琥之佑(はらだ・こうのすけ)。

【画像】ちょっとおかしな大人たちの場面写真

 約18年のキャリアながら4本の長編映画(『ジャーマン+雨』『ウルトラミラクルラブストーリー』『俳優 亀岡拓次』『いとみち』)しか撮っていない寡作が故に新作を待ち焦がれる映画ファンも多い横浜監督が、愛して止まない傑作漫画の映画化に挑んだ。



 物語は、アーティスト移住支援をうたう、とある海辺の街が舞台。のんきに暮らす14歳の美術部員・奏介(原田)とその仲間たちは、夏休みにもかかわらず演劇部に依頼された絵を描いたり新聞部の取材を手伝ったりと毎日忙しい。街には何やらあやしげな“アーティスト”たちがウロウロ。そんな中、奏介たちにちょっと不思議な依頼が次々に飛び込んでくる。自由奔放な子どもたちと、秘密と嘘にまみれた大人たち。果てなき想像力と生命力が乱反射する海辺で、人生の素晴らしさを描く。

 22年公開の映画『サバカン SABAKAN』で映画デビュー後、少しずつキャリアを積んできた中で、初の長編主演映画がベルリン国際映画祭に招待されることになった原田は「ベルリン国際映画祭に、超絶大好きなチームで創った『海辺へ行く道』が選ばれるなんて夢にも思いませんでした。きっとこのうれしいお知らせを聞いたら奏介は「うぉ〜」って喜ぶと思います。僕の愛すべき個性の強い登場人物たち、島で撮れた日本の夏、それら全部が世界中の方々に届けられるなんてとても光栄です。日本での公開も待ちきれない!!!『海辺へ行く道』が世界中に愛される作品になりますように」とコメントしている。

 原田演じる主人公・奏介の仲間たちを、蒼井旬、中須翔真、山崎七海(※崎=たつさき)、新津ちせが演じる。すでに多くのドラマや映画に出演している彼らだが、全員が原田と同じくオーディションで選出された。自由奔放な中学生を各々がのびのびと演じている。

 子どもたちの周囲で交差するちょっとおかしな大人たちを、麻生久美子、高良健吾、唐田えりか、剛力彩芽、菅原小春、村上淳、宮藤官九郎、坂井真紀が、それぞれ色鮮やかに演じる。映画監督の諏訪敦彦も俳優として参加している。

 また、2023年の夏、特有の陽光や海と空に囲まれた絶好のロケーションを活かしてオール小豆島ロケで実施された本作が、映画ながら現代アート作品のひとつとして、今年で6回目を迎える日本最大級の芸術祭「瀬戸内国際芸術祭2025」に参加することも決定。同芸術祭での映画の参加は本作が初となる。

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