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宮近海斗、Travis Japanから“跳びいじり”「目の前で跳んでみせようかな」 『ホンノウスイッチ』葵わかなと裏側語る

ORICON NEWS / 2025年1月22日 18時0分

『ホンノウスイッチ』第2話に出演する(左から)葵わかな、宮近海斗(C)テレビ朝日

 Travis Japanの宮近海斗と俳優の葵わかながW主演するテレビ朝日系オシドラサタデー『ホンノウスイッチ』(毎週土曜 後11:00)25日放送の第3話を前に、宮近と葵のオフィシャルインタビューが到着した。何度も見てほしいシーンや、Travis Japanのメンバーの反応、現場の様子や3話以降の見どころをたっぷり語っている。

【場面カット】かわいい!制服姿の宮近海斗

 今作はKUJIRA氏による同名漫画を実写化。ゲーム会社で働くプランナー・秋山聖(あきやま・ひじり/宮近)と、聖の幼なじみで同じビルにある別のゲーム会社でプランナーとして働く星小和(ほし・こより/葵)によるじれったくてキュン、そして“ほっこり”するピュアラブストーリーだ。



■「ぼくにとっても特別な場所でのシーン」第2話・正座の話し合いに思い入れ

――第2話まで放送されましたが、印象に残っているシーンや繰り返し見てほしいシーンは?

宮近:やっぱり第2話の“正座の話し合い”ですね。幼なじみの関係では目を見て聖と話せていた小和が、恋人として向き合った途端、すごく照れて…。今までなら普通に一緒にいられたのに、意識し始めたという、恋人としてはまだ不慣れな中、2人で不安を吐露しあって、ちゃんと“面と面で向き合う”という…恋人、カップルとして1段階ステップアップしたような感じがするので、すごく印象に残っていますし、『ホンノウスイッチ』にとっても大事なシーンなのかな、とも思います。最後のワチャワチャした感じも良くて、それが聖の家という、僕にとっても特別な場所でのシーンだったことも印象深いです!

葵:本当にいろいろなことが起こったし、原作の中の大切なシーンも多いので、私は1話が好きなんです。気持ちが伝わる、伝わらないってドギマギしている感じもかわいいし、リアルだったりするのかなと思います。あと、聖らしさ、小和らしさという2人の性格がすごくよくわかる感じがして、実際に見ても面白いなと思いました。だから1話の見どころは全部ですね(笑)!
2話には、楓さん(石川恋)という新しいキャラクターも登場しました。まだ聖と小和はブレていない感じがするんですけど、3話以降は…またひと波乱ありそうな感じがしますよね。

――クランクイン当初と比べて、ご自身の気持ちや演じるうえで変化したことはありますか?

宮近:撮影が進むにつれて、セリフも少し変化していると思います。作品によって、少しずつ変わっていく登場人物もいれば、進んでいくストーリーの中で、その人は変わらないんだけど環境が変わっていくとか、いろいろな展開があると思うんです。聖も、小和との関係性が変わっていくからこそ出てくる言葉や、優しさの形、愛情表現などの変化はありますね。台本でもそうだし、どう表現するべきかみたいなことが、個人的には難しくなっているなって…。そんなに大きな変化ではないんですが、少しずつ変わってきているなって思います。
撮影現場でも、チーム感みたいなものが自分の中で構築されているので、すごく居心地がいいです。自分が何をしてもわかってくれるというか。宮近海斗が演じる秋山聖をわかってくれている人たちがいるので、すごくホームな感じがします。だいぶ変な人と思われているかもしれないんですが、その“変”を乗り越えると“すごい人だ!”ってなっていくと思います(笑)。だから、もう一段階踏み込んでもらえると、たぶんみんな撮影が終わったら“ちょっと恋しいな”“寂しいな”ってなっちゃうかも(笑)。

葵:まず変わらないなと思うのは、現場の穏やかさや、役柄の温かさ、雰囲気です。“こういう作品で、こういうストーリーだから、こういう雰囲気なんだな”と思えるものが変わらずあるのがすごくうれしいですね。その中で、自分自身も小和の気持ちに寄り添えるようになってきて…。最初の頃の小和には、聖との関係性の中でのぎこちなさみたいなのがあって、私自身もそのぎこちなさをすごく感じていました。2人にとってなにがすてきなのかなど、考えながら、迷いながら、監督とも話をしながら撮影していたんです。それがだんだんと親和性が高くなってきて、小和が大切にしたいことが、最初の頃より明確になってきているので、やりやすくなってきました。この先、聖と小和の関係もどんどん進んでいくし、お互いの仕事の話が出てくるのもリアルだなと思っていて。撮影が進むにつれ、共感性が高まってきているのと同時に、深まりのようなものも感じています。

――放送が始まって以降、周りの人たちからの反響はありますか?

宮近:1話の放送が終わった後、Travis Japanのメンバーから “ベランダジャンプ”のくだりは「なんか跳んでたね」「あれって実際に?」って、結構つつかれました。そうやってみんなが“跳びいじり”をしてきたので、今度目の前で跳んでみせようかな、と思っています(笑)。あと、母親からも「見たよ。来週も楽しみ。キュンとした!」という連絡がきました。すごく喜んでくれていて…うれしい反応でしたね。

葵:みんなすごく「ほっこりした」とか、「キュンキュンした」って言ってくれました。友だちが通勤中に2話を見直したらしいんですけど、「思わずニヤけちゃうから、あれは電車では見ちゃいけない」って話してくれて、うれしかったです。あと、小和は等身大のキャラクターなので、その「等身大さに共感できた」とか、「すごく身近に感じられる」と言ってもらえたのもうれしかったですね。

■葵わかなは「変なことを言い始めているらしい」(!?)宮近海斗が反省

――共演者の皆さんとの印象的なエピソードがあれば教えてください。

宮近:こじけん(小島健)とは、別の会社という設定なので、現場ですごく交流があるわけじゃないんですけど、 関係性はどこに行っても変わらないなと思いました。こじけんがいると、なんかツッコんでくれるから、すごくありがたいし、楽しいです。あと、なんだかんだ総介さん(戸塚純貴)より楓さんの方が、一緒になることが多いんですよね。石川恋さんも年上の方ですけど、同級生役の感じで普通に接してくださるので、すごく楽しい雰囲気で撮影できました。あと、パパママたちと一緒のシーンでは、めっちゃ実家感があるというか(笑)。パパママたちとお芝居して、小和とは違った愛みたいなものを感じました。キャピキャピしているわけじゃないんだけど、楽しい雰囲気にしてくれました。
そして一番ご一緒することが多いのは、もちろん葵わかなさんです!葵さんは、すごくまっすぐというか、俳優として作品や役に真摯に向き合う人なんだろうなと思っていたんですけど、本当にそうで。でも「よく真面目って言われる」って言っていたんですよ。「そう言われるのが嫌だった時期もあるけど、それも私の個性」ってお話しされていて…。僕は、あまり真面目と言われないので、その気持ちはわからないですけど(笑)、すてきだなって。でも、そんな真面目と言われる葵さんが、なんと、ちょっとずつ変化してきているんです。ウワサに聞くところによると、変なことを言い始めているらしいんですよ(笑)。

――それは宮近さんの影響を受けての変化なのでしょうか?

宮近:ずっと繰り返して聞いていると英語を習得できたりするじゃないですか。だから僕がずっと変なことを言っていることで、葵さんの聴覚を刺激してしまっているんじゃないか、と。今後に響くんじゃないかと、それについては申し訳なく思っています(笑)。でも少しずつパーソナルな部分でも共鳴し始めているというのが、幼なじみ感につながるのかなとは思いますね。しゃべる時はしゃべるけど、しゃべらなくても別に大丈夫って、気を遣うことが少なくなって、本当に居心地がいいです。

――では、少し変化してきているという葵さんも、共演者の皆さんとのエピソードをお願いします。

葵:そうですね…宮近さんだけでなく、周りのスタッフさんもそうなんですが、かなりホーム感が出てきました。カメラマンさんや照明さん、宮近さんを含めて、すごく家族みたいな会話やノリみたいなものが生まれていたり、すごく“チーム力”が強まっている感じがします。会社のメンバーとは、それこそ年末年始のお話や、「休みの日は何をしていたんですか?」など、実際の会社でもこういう会話をしていそうだなと思う雰囲気の中、楽しく過ごしています。「明けましておめでとうございます」って言いながらまた集まって、設定がゲーム会社なので、ゲームの話をしたり、そういうのもなんだかリアルですね。

――第3話以降は、聖と小和の絆が試される試練が…。実は小和の元カレ・総介と楓がつながっていたことが発覚します。ぜひ見どころを教えてください。

宮近:聖と小和の愛、2人の関係性という部分が、どう着地するのかは楽しみなところだし、『ホンノウスイッチ』の醍醐味でもあると思います。その2人しかり、それぞれを取り巻く環境というか、ほかのキャラにも注目してほしいです。例えば2話には同窓会のシーンがありましたが、今後も仕事場や同僚、実家や親たち…など、別の場所や別の人たちとの交流で、聖と小和がそれぞれいろんな刺激を受けながら関係性などを構築していくと思うので、“2人だけじゃない空間”というのも、見どころのひとつなのかなと思います。小和以外の人といるときの聖にも、これまであまり出ていなかった一面が見られて新鮮に感じてもらえるんじゃないかと思います。

葵:総介と楓は元カレ、元カノとして、聖と小和の前にそびえ立つ感じなんですけど、2人には人間らしさがあるんですよね。もちろんキャラが立っている2人だとは思うんですけど、強かったり弱かったり…なんだか今まで読んできた恋愛漫画の“恋敵キャラ”とは、またちょっと違っているんですよ。ちゃんと人としての温かさもあるし、まだ言えない部分が多いですが、私は結構あの2人の感じが好きなんです。小和からすると「なんなんだ!」っていう思いが強いですが、私が視聴者として見たときに、「あの2人も意外と面白いんだよな」と思う部分が多いので、そのあたりにも注目してほしいです。 
そしてこの先、実家のシーンでは両親が、会社のシーンでは小島健さんの演じる榎本くんなど、新キャラがどんどん登場して、よりお話が盛り上がっていきます。ますますにぎやかになっていきますので、ぜひ楽しみにしていてください!

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