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「テアトルアカデミーの顔」となるモデルを募集 東京都出身の52歳・網野麻理さんがシニア部門グランプリを受賞

ORICON NEWS / 2025年1月24日 8時0分

「第10回テアトルアカデミー モデルグランプリ」シニア部門グランプリ・網野麻理さん(C)Deview

 有名雑誌に「テアトルアカデミーの顔」として登場する自社広告メインモデルを発掘するオーディション「第10回テアトルアカデミー モデルグランプリ」が開催された。ベビー部門(0~2歳6ヵ月の男女)、ユース部門(12~23歳の男女)、キッズ部門(3~11歳の男女)、そしてシニア部門(40歳以上の女性)の4部門で募集が行われ、応募総数は11544名。全国(東京・大阪・名古屋・横浜・札幌・仙台・岡山・福岡)の全8会場で2024年5~8月に審査を実施。そのなかから、シニア部門のグランプリには、東京都出身の52歳・網野麻理さん(あみの・まり)が選ばれた。

【写真】子育ても一段落、モデルとして輝く52歳

 かつて原宿でスカウトされ「10代の頃にちょっと読者モデルをしていた」という網野さん。しかしその後「学校が厳しくて芸能関係の仕事がダメだったんです。そこから普通に学生生活を送り、卒業後は新卒でクレジットカード会社に入社して、20年近く働いた後に独立して、現在は自分で会社を経営しております」と教えてくれた。



 そんな網野さんに応募のきっかけを聞くと、「子育てが一段落して、何か自分のやりたいことをやろうと思いました。大きかったのは自分の会社のメンバーが亡くなったこと。本当に自分の人生を振り返ったとき、やり残したことがない人生にしようって思ったんです。10代の頃のモデル活動は楽しかったと思いつつ、その道には進まなかったことを後悔しないようにしようと思ったんです」と語った。

「今回モデルオーディションでグランプリをもらえたのはびっくりしました」と、自身も予想外だったようだ。

 10月からはテアトルアカデミーのレッスンも受けており「新鮮な経験です」と笑顔を見せる。「演技の先生は“若い世代はしっかりと学んで技術を身につけていくけれども、シニアの方たちは経験を生かして、それが演技に反映されてくる”とおっしゃっていて。自分はどんな経験をしてきたか、その時にどういう感情だったか、というのを思い出して再現できるようにしていくという方法を教えてもらって、それは目から鱗でした」と、自分の会社を経営するなど十分なキャリアを積んできてなお、学ぼうとする姿勢を見せていた。

 改めて芸能活動への道が開かれた今、チャレンジしてみたいことは?と聞くと、「戦時中、特攻隊を送り出していた富屋食堂の鳥濱トメさんという方がいらっしゃるんですが、その方の役を演じてみたいです」との答え。「トメさんのお孫さんが語り部として知覧(鹿児島県南九州市)でお話をしているのを毎年聞きに行っていたんです。特攻隊の真実を伝えるための曲を自分で作って、それを歌ったりはしていたんですけど、それを舞台の演技で広める活動ができたらいいなと思っています」と夢を語ってくれた。

 シニア部門のグランプリ・網野麻理さんは、『女性自身』など、テアトルアカデミーの自社広告メインモデルとして、雑誌やwebなどに登場する予定。

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