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『おむすび』松井玲奈、ギャル役のお手本は仲里依紗「立ち振る舞いやマインドがギャルの鑑」

ORICON NEWS / 2025年1月24日 8時15分

連続テレビ小説『おむすび』の場面カット(C)NHK

 俳優の橋本環奈が主演を務める、連続テレビ小説『おむすび』(月~土 前8:00 NHK総合 ※土曜日は1週間の振り返り/月~金 前 7:30 NHK BS、BSプレミアム4K)に出演中の松井玲奈がコメントを寄せた。

【写真】渡辺直美が”鬼ギャル”に!? 衝撃プリクラを公開

――出演が決まったときの気持ちは?

はじめは、自分の演じる役がギャルだと知って、「なぜ」と思いました笑。ギャル”は、にぎやかで明るくて華やかで、自分とは違うところにいる人たちというイメージがあったんです。でも台本を読んで彼女たちの感情の機微を知り、「私にも、”できない”じゃなくて、やれるかもしれない」と楽しみになりました。

NHK大阪放送局制作の朝ドラは『まんぷく』以来、2回目です。いつも明るくて、にぎやかな現場だなという印象があります。今回は特に、支度をしているときからヘアメイクさんや衣装部の方達がすごく気持ちを盛り上げてくれて、衣装を着たら「かわいい」とほめてくださったりするんです。毎回「今日は、どんな衣装だろう?」、「どんなヘアメイクで現場に行けるのかな?」と思えることが、すごく楽しみでもあります。衣装やメイクに「安心して行っておいで!」って、ドンと背中を押してもらっている感じです。



――演じる役・チャンミカについて

チャンミカが、米田家で結ちゃんと会ったときに、「タメ語でええよ」と言うセリフがあるのですが、その人の年齢や、何をしているかではなくて、ちゃんと人と人とで向き合えるのが、ギャルマインドの素晴らしいところだなと思いました。そこから、チャンミカという人は、誰とも分け隔てなく仲良くでき、コミュニケーションが取れる人なんだと考えるようになりました。割と何でも受け入れるところがあって、間口がとても広い人なんです。つねにオープンなその感じが、ガーリーズというお店にも表れている気がします。

ギャルの役作りでは、歩役の里依紗さんをずっと見ています。立ち振る舞いやマインドがギャルの鑑だと思っています。あと、ルーリー役のみりちゃむちゃんは本当に生まれた頃からギャルなんだと思います。いま放送されているパートはギャル2人に囲まれていたので、自然と私もそのエネルギーをもらって演じていました。

――第16週で印象的だったシーンについて

歩とチャンミカのシーンの時は、絶対的に里依紗さんを信じるという気持ちでいます。どんなお芝居を投げられても返せるようにしよう、キャッチできるようにしようという心づもりでいますね。

実は、アユが神戸ことばを使うのは、相手がチャンミカとナベべ渡辺孝雄/緒形直人など神戸出身の人の時だけです。そこに1人でも別の地域の人がいると、アユは標準語になります。アユとチャンミカがぶつかるシーンは、自分たちが昔から使っている言葉で、心の中にある言葉をかけあえたからこそ出てきた感情があったと思います。アユとは関西のことばで喋っているときのほうが、距離がグッと近づく感じがしました。

もうひとつ印象に残っているのは、アキピ―が渡辺直美さんだったことです。実際に撮影した時間は短かったですが、昔から仲の良い3人の特別な雰囲気がありました。3人でギャル時代を楽しんでいたときのガングロスタイルみたいなものも披露しながらプリクラも撮ったりして、すごく印象的でとても楽しかったです。

――視聴者へのメッセージと見どころ

第16週と第17週ではチャンミカにもいろいろなことが降りかかってくるのですが、一緒に悲しんで、一緒に悔しがって、みんなで一致団結して乗り越えていく感じがありました。皆さんにも応援していただけたら嬉しいなと思います。

”ギャル”とカテゴライズしてしまうと自分とは違うかもと感じてしまうかもしれませんが、ギャルマインドって、実はどの人にあるものなんじゃないかなとも思うんです。その瞬間、一瞬一瞬をとっても大事にできる人たちが、ギャルマインドを持っている人たちなのかなと。楽しむことを一生懸命に楽しんで、自分の好きなことを好きだと言って、悲しむときはみんなと一緒に悲しんで、そういう心の持ち様が大事なんだと演じていて思いました。

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