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とにかくピュアな恋物語『ホンノウスイッチ』Pに聞く制作のこだわり 宮近海斗&葵わかなの“親和性”にも注目

ORICON NEWS / 2025年1月25日 12時0分

『ホンノウスイッチ』第3話に出演する葵わかな、宮近海斗 (C)テレビ朝日

 Travis Japanの宮近海斗と俳優の葵わかながW主演するテレビ朝日系オシドラサタデー『ホンノウスイッチ』(毎週土曜 後11:00)。幼なじみのピュアな恋模様を描いた今作は、KUJIRA氏による同名漫画(講談社「comic tint」所載)を実写化。幼なじみから恋人へ初々しく距離を縮めていく主人公2人が「とにかくかわいい」と話題を呼んでいる。田中真由子プロデューサーに宮近、葵の起用理由や制作上のこだわりなど、話を聞いた。

【場面カット】かわいい!制服姿の宮近海斗

 ゲーム会社で働くプランナー・秋山聖(あきやま・ひじり/宮近)と、聖の幼なじみで同じビルにある別のゲーム会社でプランナーとして働く星小和(ほし・こより/葵)は、小和が元カレ に振られた夜、酒の勢いもあり一夜をともにする。



 はじめは「なかったことに」しようとする小和だったが、実は長く両想い だった2人は紆余曲折を経て、恋人同士に。関係性が変化するにしたがって生じるさまざまな問題も乗り越えていく。じれったくてキュン、そして“ほっこり”するピュアラブストーリーだ。

――まず小和をまっすぐに想う聖役の宮近海斗さんのキャスティングのポイントを教えてください。

昨年『青島くんはいじわる』というドラマを作ることになり、久しぶりのラブストーリーだったため、勉強しようと思い、大ヒット作から当時放送していたものまでとにかくラブコメ作品を観まくっていたんです。その中に宮近さんが元カレ役で出演されていたドラマがあって。作品全体はコメディ色の強い作品だったのですが、宮近さんが出てくると、途端に画面がエモくなるのを感じて。エモい方がいらっしゃるなと印象に残っていたんです。今回『ホンノウスイッチ』を映像化するにあたり、聖という役は幼なじみ感というか、親近感がありつつも、エモい存在でなければならないと思った時に宮近さんが浮かび、出演をお願いしました。

――照れ屋で不器用なところがかわいらしい小和を演じる葵わかなさんはいかがでしょうか。

葵さんは、お若いけれど朝ドラのヒロインや日曜劇場、大型ドラマや時代劇など、とても大きな作品でご活躍されてきた正統派の女優さんというイメージでした。ただ、あまりこういったラブストーリーではお見かけしないなとも思っていて。小和は、とても溌剌(はつらつ)としていて、まっすぐで、かわいくて、女性が共感して応援したくなるような存在。もしこのイメージにぴったりと合う葵さんがこの役を受けてくださったら、描いた 通りの小和になると思いました。

――SNSの反響を見ていると、宮近さんと葵さんのお顔の雰囲気が近いものを感じるという声もよく見られるのですが、田中さん自身そのことを感じられますか。

かわいらしいカップルにしたかったので、宮近さんと葵さんの身長バランスなどカップリングについては考えましたが、ビジュアル撮影でお2人に並んでいただいて「あ、想像した以上にお2人の顔や雰囲気がめちゃくちゃ似てる」と感じ、聖と小和はすてきなカップルになることを確信しました。

――原作は大人な要素が多く、物語の導入の描き方についても、最初は身構えたファンの方も多いように思えます。ですが、第1話は素直になれない小和とそれを優しく大きな愛で見守る聖の関係性はそのままに、かわいらしくてピュアなラブストーリーの始まりとなっていました。

原作を拝読して、キャラクターの立った一途な幼なじみ同士の恋を描いていること、ずっと両片想いで大人になってから想いが通じ合うという、誰しもが憧れる王道な設定に加え、先に一夜を共にしてしまい、ヒロインの方が土下座して謝るという入口のキャッチーさがすばらしいと思いました。

――漫画から実写にする上で“ピュア”な要素は重要視されたかと思いますが、こだわったところや大切にしたことなどがあれば教えてください。

とにかく一途に想いをぶつけてくれて、包容力と安心感のある聖と、ずっと恋心を封印し、なかなか素直になれず、恋人になってからも慣れない状況に戸惑う、愛らしい小和のキャラクター性を大切に。また、大人になってから遅れてきた初恋を始める過程の初々しさや2人の不器用さ、幼なじみとしては経験してきたことを恋人として改めて経験することへの戸惑いや甘酸っぱさ、そして、お互い離れることになるくらいなら、ずっと幼なじみのままでいようと思わせるくらいに、人として強く信頼感で結ばれている2人の関係性や愛が育まれるさまを丁寧に描きながら、観てくださる方々が “温かい気持ち”になるラブストーリーを目指しています。

――現場の雰囲気はいかがでしょうか。メインキャストのみなさんの空気感をお聞かせください。

とても和やかな雰囲気で撮影が進んでいます。主演のお2人が撮影裏でも聖と小和のようにほんわかした雰囲気で現場を包んでくださっており、一丸となってよりよいもの、より温かいものを撮ろうというチームです。宮近さんが普通の顔とテンションでとにかくボケまくるということがわかってきたので、現場では葵さんをはじめ、小島(健)さんやスタッフもツッコミまくっています(笑)。

――第1話では、聖が実家のお隣さんである小和の部屋のベランダにジャンプして想いを伝え合い、その後ハグをしますが、思わず顔をそむける小和を抱き寄せる聖がとてもかわいらしく、すてきなシーンでした。裏話があればおうかがいしたいです。

ありがとうございます。特にラストカットの2人がとてもよかったという声をたくさんいただきました。実は、ト書きには「照れて顔を手で隠してしまう小和。」としか書かれていなくて。小和が「シラフじゃ無理」と言って顔を隠してから聖が愛おしそうに抱き締めるところは、リハーサルをする中で生まれたものなんです。とてもナチュラルで、これからの2人を応援したくなるすてきなシーンになったなと思っています。

――これ以外にも田中プロデューサーがイチオシのシーンや特にこだわった胸キュンシーンなどがあればご紹介ください。

3話に聖と小和が少しでも早く会いたくなって、お互い駆けだしてしまうというシーンがあって。聖の方はお風呂上がりでタオルを首にかけたままバス(原作では電車)に乗ってきてしまうのですが、原作を読んでいてそこが「たまらなくかわいい!」と思って、脚本を書いていただいた泉澤さんにも「絶対入れたい!」とお願いして入れてもらったんです。それが映像になってもすごく清らかで美しくて、2人の恋のみずみずしさが表れていて、とてもいいシーンになっているので、ぜひご覧いただきたいです。

――第3話では、聖の元カノ・楓(石川恋)、小和の元カレ・吉田(戸塚純貴)によって恋にも波乱が訪れますが、今後の展開や注目ポイントなどをお願いします。

聖と小和は1話で幼なじみから恋人同士になりましたが、3話では元カレ・元カノと4人で1つのテーブルにつくという“恐怖の食事会”が待っています。この最初の大きな試練を2人がどう乗り切るかに注目していただきたいです。そして、その先も同僚だったり家族だったり、2人を取り巻くキャラクターの立った登場人物が増え、同時にさらなる困難も降りかかってきます。それらをどう乗り越え、どのように関係を深めていくのか、聖と小和を“カップル推し”で応援していただけたらうれしいです。

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