向井康二、Snow Manへの感謝と「今の僕があるのは関西でやってきた自分がいるから」

Snow Manへの感謝を伝えたSnow Man・向井康二 （C）ORICON NewS inc.

　9人組グループ・Snow Manの向井康二と俳優の室龍太が26日、東京グローブ座で行われた舞台『ムロムカイ』のゲネプロ取材会に参加した。

【写真】サムライ姿になった向井康二＆室龍太

　本作は、構成・演出を向井、室が務め、ほぼノンフィクションに近い2人の日常を覗き見しているような作品。2人の関係性を聞かれると、「説明できない。最近答えるのは”ムロムカイ”ですって言ってますけどね」とした向井。「家族でもないし、友達でもないし、先輩でもない…」と続けると、すかさず室から「先輩やねん！」とツッコミが入り、会場を笑わせた。

　室が向井について「いて助かる存在」と表現すると、向井はうれしそうに「それ」と相づち。「隣りにいて安心するのはありますし、ジュニアの頃から一緒にやってた人で、ずっと一緒にいるって、おるけど、ここまでは多分ないと思うんです」と本音を明かした。

　「Snow Manにいる向井と、もうひとりの大阪の忘れない気持ち」と言うと、「Snow Manにいるときは大阪忘れてるってこと」と室に聞かれ「忘れてるよ！」と向井。「いらんいらんいらん！」とボケると、室が「絶対に載せてくださいね！」と取材陣に投げかけた。「冗談やん」と改めた向井は、「ギャグをできるという関係性というのが強いというか」と室との関係性を語った。

　室のツッコミについては「関西のツッコミというか。楽しいですよ」とし、「Snow Manにいるときはボケもあるんだけどツッコミに回ることが多いから、また違う楽しさがある」と明かした向井。久々のツッコミに「稽古を何日かしたら声ガラガラになってきて」という室に、「たしかにツッコミのレベルは下がってた」とボケて笑いを誘った。

　最後に意気込みを聞かれると、室は「僕を知らない方も、たくさんいると思いましたので、これを機に、2人の関係性を知ってもらって、今回成功した際には次回もすぐできるように盛り上げたい」と語った。

　向井は、Snow Manが5周年を迎え、4月と6月にはスタジアム公演も決定。さまざまな活動を通して「メンバーといる時間が楽しくて。感謝してる」と告白。一方で「Snow Manが大きくなればなるほど、昔の自分を知らないファンの方も増えていく」とし、「でもやっぱこの今の僕があるのは、その10何年関西でやってきた自分がいるからここにいるんです」と吐露。「その頑張ってきた、いろんな愛をいただいたこの何十年を忘れてほしくない」とした上で、「室くんとやることによって、康二くんこんな時代あったんやって昔のこと知ってた人も今知ってくれた方も」と思いを語った向井。「ムロムカイののほほんとした世界観をスタッフさんと一緒に作ってますので、味わってくれたらうれしいなと思います」と意気込んだ。

　東京公演は1月27日～2月11日に東京グローブ座、大阪公演は2月15日～2月24日にサンケイホールブリーゼで上演される。