『イット！』フジテレビ会見、中継5時間超え 月9ドラマは次週に延期「予定を変更」

フジテレビ記者会見に出席した（左から）遠藤龍之介フジテレビ副会長、港浩一フジテレビ社長、嘉納修治フジテレビ会長、金光修フジメディアホールディングス社長（C）ORICON NewS inc.

　フジテレビは27日、中居正広氏の女性トラブルにフジテレビの局員の関与を指摘する一連の問題を受けた記者会見を同局内で行った。同局系『イット！』（後3：45）では、ほとんどCMを挟むことなく、冒頭は生中継、その後の質疑応答の様子をディレイで伝えたが、直後に放送を予定していた『ネプリーグ2時間SP』（後7：00）の時間を迎えても会見が続き、その後の月9ドラマ『119エマージェンシーコール』（後9：00）まで影響を受けた。

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　同局の公式Xでは「よる7時より『ネプリーグ』の放送を予定しておりましたが、予定を変更して記者会見の様子を放送いたします」と伝えられていた。続けて「よる9時より『119エマージェンシーコール』の放送を予定しておりましたが、予定を変更して記者会見の様子を放送いたします」とした。同ドラマのXも「本日放送を予定しておりました。「119エマージェンシーコール」第3話は、来週2月3日（月）夜9時から放送いたします」と記した。

　会見には同局の嘉納修治氏、遠藤龍之介氏、港浩一氏、親会社のフジ・メディア・ホールディングスの金光修氏、清水賢治新社長が出席。17日の会見で禁止していた映像撮影も許可、記者クラブ非加盟のメディアや記者の出席も可能となった。

　なお、会見中の記者からの質疑応答に関して、放送・配信についてはプライバシー保護の観点から「10分間のディレイ放送・配信」の徹底が通達された。