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雪が降った京都で…作られたのは“雪だるま”ではなく“涅槃像”? 寝転ぶ雪像が457万回表示「溶けてなくなるのも諸行無常」「ご利益ありそう」

ORICON NEWS / 2025年1月29日 7時0分

ある雪の日、大学のベンチに寝転んでいた「涅槃像」

 ある雪の日、大学のベンチに寝転んでいた「涅槃像(ねはんぞう)」をとらえた写真投稿が457万回表示され、話題を集めている。

【写真】引きで見ると、景観にも馴染んでいる…!? 大学のベンチに突如現れた雪の”涅槃像”

 雪像を制作したのは、京都で仏像彫刻を学んでいるという大学生の濱里/木彫り作家(@ne_ne_wood)さん。雪像のモデルは、福岡県にある南蔵院の涅槃像だといい、仏像彫刻専攻の同級生や後輩とともに制作した様子。

 「仏像彫刻専攻のみんなも手伝ってくれました。雪集めてくれた同級生と螺髪ちねちねしてくっ付けるの手伝ってくれた後輩たちと衣紋作ってくれた後輩Special thanks」と濱里さんは、一緒に制作した仲間たちへの感謝を述べている。



 仏像のブツブツした特徴的な髪型「螺髪(らほつ)」など、顔、身体の細部まで涅槃像が表現されており、思わず拝みたくなるほど精巧なつくりの雪像に、SNS上では「溶けてなくなる諸行無常なのもいいかんじ」「穏やかなお顔をしていらっしゃいます」「遊び心と技術を感じられました」「さすが!美術をこころざしている方の作品」などと多くの声が寄せられた。

 濱里さんは北海道出身で、Xでは他にも北海道の雪で作った阿弥陀如来坐像やライオンの像も投稿されている。

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