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映画『366日』いろいろみんなホッとした!? 赤楚衛二・上白石萌歌・中島裕翔・玉城ティナ・HYのトーク映像公開

ORICON NEWS / 2025年1月29日 15時0分

映画『366日(公開中)スペシャルトーク映像出演者 (C)2025映画「366日」製作委員会

 沖縄出身のバンド・HYが2008年に発表し、今なお世代を超えて愛され続けている叶わぬ恋を歌った楽曲「366日」からインスパイアされた映画『366日』の公開を記念して、メインキャストの赤楚衛二、上白石萌歌、中島裕翔、玉城ティナと、HYの新里英之、許田信介、名嘉俊、仲宗根泉が大集合し、映画と主題歌の魅力を語り合ったスペシャルトーク映像が公開された。

【動画】映画『366日』の見どころがたっぷりスペシャルトーク映像

 映画の公開を迎えた気持ちを聞かれて、赤楚は「すごい感慨深いというか、やっとみんなに観てもらえるんだっていう、グッとした気持ちでいます」と、喜びをかみしめている様子。

 上白石は「お別れみたいな寂しさ」を感じつつも、主題歌「恋をして」の歌詞を引用し「“もしも貴方に出逢わなかったら私の人生は咲くことのない花”というように、この映画も咲くことのなかった花だなと思って。本当に全部の出逢いに感謝しています」と、自身の気持ちを表現した。



 出演者たちの後ろには、映画鑑賞者の感想がぎっしりと貼られた“感想ボード”が置かれ、1枚1枚、丁寧に目を通すキャストたちの姿も。中島は”中島裕翔くんの泣き芝居に痺れました!”という感想を見つけ、「恐縮です」と言いながらもうれしそうに紹介。仲宗根が中島の演技を絶賛しつつ、あるシーンで何を思って泣いていたのか、前のめりで聞くと、中島は「あれはもう…萌歌さんがくれた感情で泣けてたんです」と返答。これに対し、上白石も「中島さんがくれた感情でした。凄すぎて…」と涙無くしては見られない感動のシーンの裏側にも言及している。

 演じた役についての話では、香澄を演じた玉城が「意地悪な感じで描くこともきっとできるんですけど、脚本でみんなに嫌われない人気者の役みたいな感じだったので、嫌味なくどうやり切るかっていうのが難しかったなと思います」と振り返っていた。

 赤楚は”HYさんの「366日」がぴったり”という感想を見つけ「曲がある段階でその世界観を、(映画で)どう表現していくかっていうのも我々の試練だった。そこがピッタリって言ってもらえると本当よかったなと…ホッとします」と安堵の表情を見せた。

 主題歌「恋をして」について、新里は制作過程の緊張感を振り返り、「”映画の中でこの歌が流れる瞬間に、全てが包み込まれるような答えがそこにある”っていうふうに曲の歌詞をもっていきたいっていう相談があった」ことを明かした。映画を観た時には、「『恋をして』が流れる時もう全てがピッタンコで。やってきたことが今ここで形になってるっていう瞬間をみれて鳥肌でしたね」と話した。

 すでにHYのライブでも披露している主題歌の反響について、許田は「大盛況です」と話して笑いを誘い、母親からも「“本当に良い曲で心痛いさぁ”って届いたんですよ」と連絡があったという。名嘉は「きっとこの曲もHYをいろんな場所に連れて行ってくれると思います。そう信じて届けていきたいなと思っています」と今後の期待を語った。

 最後に主題歌「恋をして」の好きな歌詞をそれぞれが発表するコーナーも。映画にリンクする歌詞を、キャスト・HYがどう受け取りどう感じているのか、それぞれの思いが明かされる。

 地元の人もその上手さに驚いたという中島のカチャーシー(沖縄の踊り)練習風景や、三線を披露する上白石の姿が切り取られたメイキング映像も見ることができ、同映画の見どころがちりばめられた特別映像となっている。

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