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『24時間テレビ』マラソン・坂本雄次トレーナー、妻と交わした339通の手紙 森三中・大島「最初は寅さん的な雰囲気」

ORICON NEWS / 2025年1月29日 16時1分

『天国ゆきのラブレター』出版記念トークショーに出席した(左から)徳光和夫、坂本雄次氏、大島美幸 (C)ORICON NewS inc.

 日本テレビ系毎夏恒例特番『24時間テレビ』のマラソントレーナーでも知られる坂本雄次氏、フリーアナウンサーの徳光和夫、お笑いトリオ・森三中の大島美幸が29日、『天国ゆきのラブレター』(主婦の友社)出版記念トークショー&サイン会に登場した。

【書籍カット】24時間テレビといえば…!ランニング姿の坂本雄次氏

 本書で坂本トレーナーは、妻の節子さんとの15歳での出会いから、昨年3月に節子さんが永遠の眠りにつくまでの61年の歳月を、ふたりの間で交わされた339通の手紙とともに振り返っている。

 第一印象を聞かれた坂本トレーナーは、修学旅行で京都を訪れた際に観光バスのバスガイドをしていた節子さんと出会ったときを回顧。「きれいな人だなと思ったので、せっちゃん(節子さん)が前で説明をする近いところに座ったんです」と積極的にアプローチしたことを明かした。



 徳光が「15歳の少年が女性に惚れるとこんなにいい文章が書けるんだ」「だんだん文学的になっていくんですよね」と文通の内容について触れると、大島は「最初は寅さん的な雰囲気が匂ってきたんです」と表現。「節子さんにあしらわれているのかなと思ったら、坂本先生が大人っぽくなるんですよね。びっくりしました」と感想を明かした。

 坂本トレーナーは「8、19の頃人生を考えるようになって」とし、哲学者の亀井勝一郎の著書『愛の無常について』を読むようになったと明かした。人間の愛の本質について書かれているとして「いま読んでも難しい」としながら、「だれにも相談する相手がいなかったから自学自習するしかなかった」と自ら手に取ったことを説明。「バイブルになって、せっちゃんにも持ってもらって、何か書かれているのか、結構真剣に考えていました」と節子氏にも”布教”したといい「ちょっと変ですよね」と自虐し会場の笑いを誘った。

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