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北口榛花、“カステラ”フィーチャーに苦笑い「やり投げ選手ということを忘れないで(笑)」 衣装にも注目され我に返る

ORICON NEWS / 2025年1月29日 20時3分

衣装に注目され我に返った北口榛花 (C)ORICON NewS inc.

 プロスポーツ界全般を通じ、国籍を問わず、あらゆる意味で最も貢献度の大きい業績を残したと認められる選手及び団体(チーム)に与えられる『第54回内閣総理大臣杯 日本プロスポーツ大賞』が29日、発表された。昨年のパリオリンピックで日本の陸上女子フィールド競技で初となる金メダルを獲得した、やり投げの北口榛花(26)が大賞を受賞し、都内で行われた授与式典に登壇した。

【写真】石破茂首相と笑顔を見せる北口榛花

 北口は、昨年の殊勲賞ならびにNHK賞に続き2度目の登壇となる。内閣総理大臣の石破茂氏から賞状・カップを、日本プロスポーツ協会会長の麻生太郎氏から賞状・目録を、スポーツ庁長官の室伏広治氏からトロフィーなどを受け取った。



 授与式後に囲み取材に応じた北口は、やり投げが話題となった実感について聞かれると「鐘を鳴らしてるとこと、カステラ食べてるところばかりフィーチャーされてしまって。
私がやり投げ選手だっていうことを、皆さん忘れないでほしいなって思います」と苦笑いしつつアピール。

 昨年からさまざまな授賞式に登壇してきた北口だが「すごくうれしいと思うのと同時に、責任感もあるなと感じています。これからより活躍するためにどうしたらいいかなと日々考えています」と素直な思いも吐露した。

 また北口のファッションについて話を振られると「スタイリストさんに用意していただくことが多いんですが、自分が選ばないだろうなと思う衣装も試すことができて、意外と来てみたらいい感じだなと思うことが最近多いです」と語る。さらに今日の衣装のポイントについて聞かれ「ワンピースのスカートがいつもの素材と違くて…何を言っているんだろう(笑)」と我に返って照れる姿も見せていた。

 同賞は、スポーツ報道をする在京のテレビ、ラジオ19社および新聞、通信社35社のスポーツ記者の責任者で構成される選考委員の投票に基づき、選考委員代表者立会いのもとでの選考後、理事会の承認を得て決定される。

 殊勲賞ならびにNHK賞は、パリパラリンピックのテニス・男子シングルスにて、同種目で史上最年少となる金メダルを獲得した小田凱人(18)が受賞した。

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