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久保史緒里&平祐奈、映画『ネムルバカ』公開日が3月20日に決定 本予告解禁 主題歌も初披露

ORICON NEWS / 2025年1月30日 8時8分

映画『ネムルバカ』(3月20日公開) (C)石黒正数・徳間書店/映画『ネムルバカ』製作委員会

 乃木坂46の久保史緒里と平祐奈がダブル主演する映画『ネムルバカ』の公開日が3月20日決定し、ポスタービジュアルと本予告が公開された。今月31日より、ムビチケ前売券(カード)が発売開始となる。原作者の石黒正数描き下ろし特製ステッカーが特典としてついてくる(特典は数量限定、無くなり次第終了)。

【画像】原作者・石黒正数描き下ろし特製ステッカーのサンプル

 本作は、ぬるま湯に頭まで浸かったような、でも当人にはそれなりに切実だったりもする「大学生」という不思議なひとときを過ごす若者たちを描いた物語。原作は、2008年に発売され、1巻完結の漫画であるものの、『それでも町は廻っている』『天国大魔境』といった大ヒット作を持つ石黒の傑作と呼ばれ、今なお新たな読者を増やし続けているロングセラー作品。監督は、『ベイビーわるきゅーれ』シリーズの阪元裕吾が自身初の原作ものに挑んだ。



 ポスタービジュアルは2人が暮らす学生寮の一部屋で背中をあわせて座る後輩・入巣柚実(久保)と先輩・鯨井ルカ(平)がまっすぐな眼差しを投げかけるカットに、「夢だとか、才能だとか。」というコピーが添えられた、インパクト抜群な仕上がりに。

 本予告は「いつまで寝てるんですか?」と声をかける入巣と、無理やり起こされて「うざぁ~」と気だるそうにする先輩・鯨井ルカ(平)から始まる。

 自身がギター・ボーカルを務めるインディーズバンド「ピートモス」での活動に打ち込むルカに対して、「私は何がしたいんだろうな」と特に夢や目標もないままただただ日々を過ごす入巣。将来にどこか不安を感じながらもぬるま湯的な心地良い同居生活を送る2人だったが、同じ大学に通う田口(綱啓永)の友人・伊藤(樋口幸平)に「自分の音楽のレベルとか本当は先輩もわかっているんじゃないですか」と辛らつな言葉を投げかけられたルカが「御託ばっか並べて何もしない奴が一番ムカつくんだよ!」と思わず感情を爆発させてドロップキックをお見舞いする一幕も。

 映像の後半には、先輩風を吹かせる入巣のバイトの先輩・仲崎(ロングコートダディ・兎)や「好きだー!」と誰かに向けて大胆な告白をしたかと思えば、なぜか入巣に強烈なパンチをお見舞いされる田口。そしてルカに声を掛けてくる音楽プロデューサーの粳間(吉沢悠)と荒比屋(伊能昌幸)、ルカのバンド「ピートモス」のメンバーらなど個性的な登場人物と2人が交流する様子が収められている。

 劇中でもルカが歌う本作の主題歌「ネムルバカ」もお披露目。歌詞を手がけたのは原作者の石黒。原作にも登場する歌詞を踏まえながら、今回の映画のために新たに歌詞を書き下ろした。そして作曲を手がけたのは、原作の長年の大ファンでもあり、人気バンド「ネクライトーキー」でギターと作詞・作曲を担当している朝日。豪華な作家陣によって作られた楽曲に、伸びやかで力強い平の歌声が乗った印象的な一曲となっている。

 予告の終盤にはステージに立つルカ、それを涙ぐみながら見つめる入巣が映し出され、ルカの「ネムルバカ」というタイトルコールが高らかに響きわたっており、予告編だけでも余韻を感じずにはいられない展開で締めくくられている。 

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