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Aぇ! group佐野晶哉、阪神・淡路大震災が題材の舞台出演を機に親と会話 自身はまだ生まれる前「知らなくてはあかんこと」

ORICON NEWS / 2025年1月30日 13時30分

阪神・淡路大震災を題材の舞台をキッカケに親と会話したことを明かしたAぇ! group・佐野晶哉 (C)ORICON NewS inc.

 5人組グループ・Aぇ! groupの佐野晶哉が30日、東京・有楽町朝日ホールで上演される音楽朗読劇『ひまわりの歌~ヘブンズ・レコードからの景色~』フォトコール・囲み取材会に共演の貴城けい、波岡一喜と登壇した。

【フォトコール写真】かっこいい!ギターを手に熱唱する佐野晶哉

 物語は2000年、夏。阪神淡路大震災から5年後の神戸を舞台に、4つのストーリーをオムニバス形式でつむぐ。生演奏やイメージ映像を盛り込んだ、ちょっぴり切なくも前向きな音楽朗読劇する。

 1月17日の阪神・淡路大震災から30年の節目に神戸で初日を迎えた同公演。「お客さん全員があの日から30年経ったんだとかみしめてらっしゃるような涙を流す方もいたり、僕と同じくらいの年齢でも、この舞台を通して震災を知ろうとしれてくれるんだろうなと感じる表情だったり。稽古とは違う空気感がありました」と噛みしめる。



 当時はまだ生まれる7年前だった佐野は「22年間地元で暮らしてきたけど、舞台や震災特番で関わらせてもらうまで親が30年前にどう過ごしていたか正直まったく知らなくて…」といい、「舞台きっかけで親と震災のことに話したら、お父さん、お母さんもこんなに苦しい思いをして身近でこんな人も亡くなっていて。結婚生活が始まる少し前に契約しようとしていたマンションが全壊して。そこに住んでいたら命がなかったかも…と身近にいる人の話でもこんなに阪神・淡路大震災のことを知らなかった」と率直に明かした。

 そして「これをきっかけに知ることができて良い経験やと思うし、知らなくてはあかんことやから。僕と同世代、学生服のまま見に来てくれる方もいて、そういう方が家でお父さんやお母さんと語るきっかけになったらいいな」と展望。「僕ら自身も、何かの架け橋になったらいいな」と願う佐野に貴城と波岡も「さすが座長!」と感心しきりだった。

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