津田健次郎、実写とアニメ演技の根底は同じ「大きく変える必要はない」 『トリリオンゲーム』同じ役で両方出演
ORICON NEWS / 2025年1月30日 18時0分
テレビアニメ『トリリオンゲーム』第2クール内で登場する新キャラクター・功刀役の津田健次郎(53)の公式インタビュー記事が公開された。2月14日に公開される、劇場版『トリリオンゲーム』でも同じく功刀役として出演し、アニメ・実写版ともに同じ役を演じる津田のインタビューとなっている。
【写真】53歳に見えない!毛量がすごい…モジャモジャ髪の津田健次郎
――津田さんは実写版『トリリオンゲーム』に引き続き、TVアニメ版でも功刀役で出演されることになりました。役が決まったときの率直な心境はいかがでしたか?
津田 実写版で功刀をやらせていただいているので、そのままTVアニメでも同じ役ができて本当にありがたかったです。
――津田さんからご覧になって、功刀はどんなキャラクターですか?
津田 いつも「数字、数字」と言っているようなタイプではありますが、実はとても誠実で熱いものを持っています。そういったギャップのあるところがいちばんの魅力ですね。
――役としては掴みやすかったですか?
津田 もちろん簡単というわけではありませんが、けっして小難しいことをいうタイプではなく、むしろシンプルな考え方をする人なので、掴みやすくはありました。
――功刀のキャラクター性やセリフで共感できる部分や憧れる部分はありましたか?
津田 僕は功刀ほど割り切れるタイプではありませんが、仕事に対する情熱はすごく理解できました。功刀がずっと抱えている「体制の中で生きていくジレンマ」というのも非常によくわかります。与えられた条件や特定の環境の中でどれだけ自分のやりたいことができるか、常に挑戦しているのが功刀です。それがすごく大人だなと感じますし、彼のカッコいい部分なのかなと思います。
――役者さんも、台詞や演出といった制限のある中でどう表現するかという意味では近いのでしょうか?
津田 けっして近いとは言い切れませんが(笑)、もしかしたら重なる部分はあるのかなと思います。
――TVアニメ版の功刀を演じられる際、実写のときと何かお芝居を変えることはありましたか?
津田 いえ、特にそれは意識しませんでした。実写版とTVアニメ版では当然ビジュアルが違いますが、その違いを変に意識せず、いつもアニメーションでやっているように演じています。
――同じ役を実写で全身を使って演じるのと、マイクを前にして声だけで演じるのとでは、何か違いはあるのでしょうか?
津田 それもないですね。もちろん、アニメーションは口パクを合わせなくてはならないという物理的な特徴があります。ですが、もともと僕は実写もアニメーションも何かを大きく変える必要はないと考えてやっていますし、声だけのお芝居といっても当然全身を使ってお芝居をしますから。その二つに大きな違いはないのかな、と。
――では、功刀を演じられる際に大事にしていることを教えていただけますか?
津田 エネルギー、ですね。功刀は汚いところも綺麗なところも併せ持った百戦錬磨なタイプで、非常にエネルギーに溢れています。けっしてピュアでまっすぐではない、どこか泥臭さのある役と言いますか。そういう部分が出るといいなと考えていました。
――功刀を演じられて特に面白いなと感じたところはどこですか?
津田 この作品全般に言えることですが、ちょくちょくギャグっぽいシーンが入ってくるんです。それが唐突に入ってくることが多いので(笑)、その辺のバランスを取るのが面白くもあり、難しいと感じたところでもありました。あまりギャグが行きすぎると、シリアスな部分が飛んでしまうおそれがあるんです。コメディとしてやってみたいことと、作品とのバランスはかなり気を使いました。
――さて、TVアニメはいよいよ第2クールに突入しました。もしここからTVアニメ『トリリオンゲーム』を追いかけてみたいという人に、オススメポイントをアピールするなら?
津田 現代的なビジネスが取り入れられた作品ではありますが、弱い立場の人間が巨大な組織に戦いを挑んで打ち負かしていく面白さや、サスペンスとしての面白さ、そして「バディもの」としての面白さのような、エンターテインメントの要素がたくさん詰まっています。痛快かつ王道の物語なので、どなたでも楽しんでいただけるはずです。
――津田さんからご覧になったハルとガクの印象はいかがですか?
津田 スケールが大きくて強引なハルと、気が弱くてオタク気質なガクという、バディの典型ともいえる二人の「でこぼこ感」がいいですよね(笑)。でも、そんな二人が力を合わせると、二重にも三重にも力強くなる。そこに二人の面白さがあるなと感じています。
――ほかに注目しているキャラクターはいますか?
津田 功刀役としては、やはり同じエピソードに登場する(白虎)あかりちゃんでしょうか。とてもまっすぐで、ストレートに言葉が出てくるところがいいですよね。功刀が清濁併せ呑むタイプなので、あかりちゃんの純粋性がより引き立つんです。そういう意味で、この二人はコンビとしても面白いんじゃないかなと思います。
――後半戦も楽しみにしております!
津田 物語のスピード感や軽快さ、そしてキャラクターたちの駆け引きがさらにパワーアップしていきますので、最後までご覧いただけたら嬉しいです。ハルとガクがどんなドラマを繰り広げるのかも楽しみにしていてください。
――そして、2月14日からは劇場版『トリリオンゲーム』が公開されます。こちらの見どころについてもうかがえますか?
津田 ドラマ版から劇場版という流れはありますが、ドラマ版を一度も見たことがないという方でも、それぞれどんなキャラクターなのかがすぐわかりますし、劇場版だけでも楽しめるストーリーになっているので、心配なさらずご覧になってほしいです。ドラマ版をすでにご覧になっている方は、スケールアップした『トリリオンゲーム』を楽しんでください。エンタメ性、スピード感、そしてカタルシス。そういうものが色濃く出ています。
――登場人物同士がどのような絡み方をするのかも楽しみです。
津田 『トリリオンゲーム』らしい騙し合いや反発もあれば、より強固になった絆も描かれていくので、キャラクター同士の絶妙な距離感も楽しんでいただけたら幸いです。
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