フットボールアワー、15年ぶりの単独ライブは「できるだけ大きく笑っていただきたい」

フットボールアワー（左から）岩尾望、後藤輝基 （C）ORICON NewS inc.

　お笑いコンビ・フットボールアワーの岩尾望、後藤輝基が1月31日、新宿・吉本興業で行われた単独ライブ『フットボールアワー 25』WEB合同取材会に参加し、15年ぶりに開催される単独ライブへの思いを語った。

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　フットボールアワーは、4月13日になんばグランド花月、4月19日にルミネtheよしもとにて、フットボールアワー約15年ぶりとなる単独ライブ『フットボールアワー 25』を開催。前回の単独ライブは2010年7月にルミネtheよしもとで行われた「ドレキグラム'10」であり、それ以来約15年ぶりの開催となる。

　単独の企画始動は結成25周年を機とした会社からの提案だったが、このタイミングになったことについて後藤は、いくつかのきっかけがあったことを告白。昨年11月のアキナとツーマンライブを開催した際に「漫才もいっぱい作っとかな。ネタないなとか」と思ったとし、藤井隆プロデュースのカバーアルバムでライブをやった際には「お客さんを見たとき、ああ、来てくれんねやと思い出すというかね、そんなんもありました」として「これだけ昔から見てるひとがもう1回来てくれるっていうのはなんかうれしかったです」とファンに背中を押されたことを明かした。

　単独ライブの内容は「何も決まっていない」としながら、「前のネタも視野には入ってます」とし「新しいのも必ず入ってくるというのは間違いない」と現時点の状況を明かした後藤。2人で単独ライブは久々の開催となるが、継続的に劇場出演は続けてきた。「漫才番組のタイミングで作ったりとかはしてました」としながら、テレビでの活躍しか観ていない人からは漫才の姿はめずらしいという声が聞こえることついて「そういう声を聞くと寂しくはありますね」と吐露した。

　初めて見にくる人には「肩肘張らずに観てほしい」「昔ほど角度つけて笑わせまっせみたいな、そんな感じもないと思います。ええ意味でね」とした後藤。一方、「しっかり観てもらいたいなというのもありますし」とした上で、「僕らのイメージではあんまり観たこともないようなこともやるとは思いますけど、それもどうだ、こんなんもやるんだ、すごいだろという見せ方はせずに」と自らの向き合い方も語った岩尾。つづけて後藤は「かと言ってチャレンジングにはしたい」とし、「それがどう転ぶかわからないので、できるだけ多めに笑っていただきたいと思っています。こっちのテンションが下がるので」とファンに求めた。