2024年にヒットした映画 興行収入10億円以上の作品(41本)リスト
ORICON NEWS / 2025年1月30日 14時33分
日本映画製作者連盟が30日に発表した2024年全国映画概況によると、2024年に国内で上映された映画の興行収入は、約2069億円。前年と比べて144億円の減少(前年比93.5%)となった。しかし、その内訳をみると、邦画の興行収入は1558億円で、前年より76億円増加(前年比105%)し、興行収入を発表するようになった2000年以降、1位だった2016年(1486億円)を大きく上回り、歴代最高記録を更新した。一方で、洋画は興行収入 511億円で、前年より221億円も減少(前年比69.8%)した。
【画像】興収50億円以上だった8作品のポスタービジュアル
公開本数は、邦画685本(前年比+9本)、洋画505本(前年比-51本)で、合計1190本(前年比-42本)。その中で、興行収入が10億円以上だった作品は、邦画31本(前年比-3本)。興行収入50億円以上の作品は7本(前年比 +2本)、100億円以上は2本(前年と同じ)。上位10作品のうち6作品がアニメだった。洋画で10億円超えは10本(前年比-5本)で、50億円以上の作品1本(前年比-1本)、100億円以上はゼロ(前年比-1本)だった。
なお、邦画・洋画合わせて10億円以上の作品41本の合計は 1302億円(前年比-319億円)となり、全興行収入の約62.9%を占めている。
■興行収入10億円以上の作品 *=上映中
【邦画】
1:『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』158.0億円(東宝)
2:『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』116.4億円(東宝)
3:『キングダム 大将軍の帰還』80.3億円(東宝/SPE)
4:『劇場版 Spy x Family Code: White 』63.2億円(東宝)
5:『ラストマイル』59.6億円(東宝)
6:『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』53.8億円*(バンダイナムコフィルムワークス/松竹)
7:『変な家』50.7億円(東宝)
8:『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』45.4億円(松竹)
9:『映画ドラえもん のび太の地球交響楽』43.1億円(東宝)
10:『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ユアネクスト』36.0億円(東宝)
11:『ゴールデンカムイ』29.9億円(東宝)
12:『映画クレヨンしんちゃん オラたちの恐竜日記』26.9億円(東宝)
13:『「鬼滅の刃」 絆の奇跡、そして柱稽古へ』23.1億円(東宝/アニプレックス)
14:『ルックバック』20.4億円(エイベックス・ピクチャーズ)
15:『Mrs. GREEN APPLE // The White Lounge in CINEMA』19.0億円*(松竹ODS事業室)
16:『室井慎次 敗れざる者』18.9億円*(東宝)
17:『劇場版ブルーロック -EPISODE 凪-』18.1億円(バンダイナムコフィルムワークス)
18:『スオミの話をしよう』17.7億円(東宝)
19:『室井慎次 生き続ける者』17.0億円*(東宝)
20:『帰ってきた あぶない刑事』16.4億円(東映)
21:『ディア・ファミリー』14.7億円(東宝)
22:『劇場版「進撃の巨人」完結編 THE LAST ATTACK』14.5億円*(ポニーキャニオン)
23:劇場版『ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉』14.1億円(東宝)
24:『PERFECT DAYS』13.3億円(ビターズ・エンド)
25:『わんだふるぷりきゅあ!ざ・むーびー!ドキドキ・ゲームの世界で大冒険!』12.4億円(東映)
26:『もしも徳川家康が総理大臣になったら』12.0億円(東宝)
27:『四月になれば彼女は』11.9億円(東宝)
28:『あのコはだぁれ?』11.6億円(松竹)
29:『陰陽師0』11.0億円(WB)
30:『九十歳。何がめでたい』10.4億円(松竹)
31:『劇場版「オーバーロード」聖王国編』10.3億円*(KADOKAWA)
※参考:2024年に興行収入を伸ばした作品
『THE FIRST SLAM DUNK』(2022年12月公開/東映配給)164.6億円
『君たちはどう生きるか』(2023年7月公開/東宝配給)94.0億円
『ゴジラ-1.0』(2023年11月公開/東宝配給)76.5億円
『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』(2023年11月公開/東映配給)32.2億円
【洋画】
1:『インサイド・ヘッド2』53.6億円(WDS)
2:『怪盗グルーのミニオン超変身』45.3億円(東宝東和)
3:『ウィッシュ』36.1億円(WDS)
4:『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』23.7(WB)
5:『デッドプール&ウルヴァリン』21.1億円(WDS)
6:『オッペンハイマー』18.7億円(ビターズ・エンド)
7:『ゴジラ×コング 新たなる帝国』17.4億円(東宝)
8:『ヴェノム:ザ・ラストダンス』15.1億円(SPE)
9:『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』11.6億円(WB)
10:『マッドマックス:フュリオサ』10.0億円(WB)
SPE=ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
WDS=ウォルト・ディズニー・スタジオ
WB=ワーナー・ブラザース
(C)2024 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会
(C)2024「ハイキュー!!」製作委員会(C)古舘春一/集英社
(C)原泰久/集英社(C)2024映画「キングダム」製作委員会
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