鶴巻和哉監督、新作ガンダム『ジークアクス』の制作秘話 衝撃の裏話を披露
ORICON NEWS / 2025年2月2日 13時4分
サンライズとカラーの共同制作の「ガンダム」シリーズ最新作『機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)』。テレビシリーズの放送に先駆け、一部話数を劇場上映用に再構築した劇場先行版『機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-』の大ヒット記念舞台あいさつが2日に都内で行われ、シュウジ・イトウ役の土屋神葉、監督の鶴巻和哉氏、シリーズ構成・脚本の榎戸洋司氏が登壇した。
【動画】『ジークアクス』制作秘話を明かす鶴巻和哉監督&榎戸洋司氏 庵野秀明氏の裏話も
本作は「エヴァンゲリオン」シリーズを手掛けるスタジオカラーとガンダムシリーズを手掛けるサンライズによる新たなガンダムシリーズ。日本テレビ系列にて放送を予定している。2021年公開の『シン・エヴァンゲリオン劇場版』をはじめとする『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズにて監督を務めた鶴巻和哉氏が本作の監督を務め、シリーズ構成は榎戸洋司氏、メカニカルデザインは山下いくと氏と豪華スタッフ陣が集結した。
動員100万人を超えるなど大ヒットとなっている。鶴巻監督は「もともとあくまで先行上映のつもりだった。こんなヒットするとは思ってなかったので本当にうれしい。ファンアートが盛り上がってるんですよ。pixivとかXとかでよく絵を見ている。それが本当にうれしい」とにっこり。司会の松澤ネキから「pixiv、ご覧になるんですね」と確認されると、鶴巻監督は「検索して」と照れ笑いした。
序盤から衝撃の走る本作。榎戸氏は「リアルタイムでずっと『ガンダム』を見ていた世代。最初のガンダムが放送された時はアムロと同じ15歳だったんですけれど(笑)。それ以来ずっとガンダムとは付き合っている」と大好きなシリーズだそう。序盤の脚本は庵野秀明氏が務めている。鶴巻監督は「もともと、もっと短いアバンタイトル的な感じで、この部分を済ませてしまうことを考えてたんですけど、もともとテレビジーズの尺で入らなかった。窮屈になりすぎちゃう、みたいな話を脚本打ち合わせの時にしていて、その時にスタッフの方から『もう独立させちゃえばいいんじゃないか』みたいな話になった。そしたら、そこで『ピキーン』と庵野がぐいぐいっと入ってきて(笑)。プロット書く感じになった。数日ぐらいでもう膨大なプロットが送られてきた。めっちゃノリノリでやってくれてたんで、よかったんだけど(笑)」と秘話を明かした。
鶴巻監督は「あそこのシーンを書く上で、庵野より適任者はいないんだよなと思っていて。庵野にやってもらえるんなら、それが1番いいと思っていた。願ったり、かなったり」とする。衝撃的なせりふも多いが、榎戸氏は「庵野さんでないと書けない。怖くてとてもできないようなことを、やられちゃったなっていう感じ」と苦笑い。鶴巻監督も「たぶん僕ならあそこまでできない。もうちょっとカッコつけちゃうな、とと思うんです。あそこまでファンの2次創作みたいなことを堂々とできないんだよ、と。本当はやりたいけど、ちょっと別のやり方で表現したいみたいなことしちゃうと思う。特に解放された庵野は、リミッターが外れてる状態で。『トップをねらえ!』『ナディア』やってるころのオタク感全開だった時の庵野が戻ってきてるなとは思いました」としていた。
主人公であるアマテ・ユズリハ(マチュ)の声は黒沢ともよが担当。そのほか、ニャアン役を石川由依、シュウジ・イトウ役を土屋が務める。
■『機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)』あらすじ
宇宙に浮かぶスペース・コロニーで平穏に暮らしていた女子高生アマテ・ユズリハは、戦争難民の少女ニャアンと出会ったことで、非合法なモビルスーツ決闘競技「クランバトル」に巻き込まれる。
エントリーネーム「マチュ」を名乗るアマテは、GQuuuuuuX(ジークアクス)を駆り、苛烈なバトルの日々に身を投じていく。
同じ頃、宇宙軍と警察の双方から追われていた正体不明のモビルスーツ《ガンダム》と、そのパイロットの少年シュウジが彼女の前に姿を現す。
そして、世界は新たな時代を迎えようとしていた。
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