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山崎育三郎、井上芳雄世代か古川雄大世代でひと悶着「世代はこちら」「学年は2個違います」

ORICON NEWS / 2025年1月31日 14時31分

井上芳雄世代か古川雄大世代でひと悶着した(左から)古川雄大、山崎育三郎 (C)ORICON NewS inc.

 俳優の山崎育三郎、明日海りお、古川雄大が1月31日、都内で行われたミュージカル『昭和元禄落語心中』の制作発表に参加した。

【集合ショット】美しい!素敵な姿で登場した古川雄大&山崎育三郎&明日海りお

 この日のステージには高座が。3人は座布団の上に座ると、深々と一礼。山崎は「寒い中、足をお運びいただき、誠にありがとうございます」と話すと、「ここで一席」と落語『野ざらし』を披露。「台本にないことをやらせていただきました。きょうは皆様に楽しんでいただきたいと思っておりまして。最後まで『昭和元禄落語心中』の魅力をお伝えできればと思っております」と笑顔を見せた。その後、明日海も舞踊を、古川も落語『死神』を披露。異例のスタイルの会見となった。



 明日海は、山崎を「育様」と呼び、古川を「古川さん」と呼んでいた。明日海と山崎は同い年だが、古川は2個下という。すると山崎は「1個下です」と訂正。すると古川は「いつも1個下と言われるんですけど学年でいうと2個違う」と苦笑い。山崎は1986年1月18日の39歳で、古川は1987年7月9日の37歳となる。山崎は「すごい先輩のようにしてくるんで。同世代だと。僕はどちらかと言うと(45歳の)井上芳雄さんとかの方にくくられるんですけど、世代はこちらなんですよ!」と熱弁。古川は「それを僕がいないところで言うんで弁解ができないんですよ。高1と高3は全然違いますよ!」と笑っていた。

 そんなやり取りがあったが、明日海が間に入り、ひと悶着は終了。ただ、別のトークの際に最近ゴルフに行った話が。古川は「連れて行っていただきました」と言うと、山崎は「(敬語は)やめて。1個しか違わないから」と一言。すると古川が「学年は2個違いますから」と訂正し、明日海が再び止めに入るなど笑わせていた。

 かねてより、日本ミュージカル界の発展のために、オリジナルミュージカルの創作は不可欠と思い続けてきた山崎が、ドラマ『昭和元禄落語心中』に出演した際、「ぜひミュージカルにしたい!」と思い立ち、同じ事務所の明日海、古川に声をかけたことで本企画は実現。原作は、戦前から平成に至る落語界を舞台に、人々の多彩な生き様を描いた雲田はるこ氏の大ヒット漫画で、2016-17年にアニメ化、18年にドラマ化され、いずれも大きな話題となった作品。経験を積んだ山崎が「今だからできると思った」と語る、渾身の一作となる。

 物語は、昭和初期、落語の世界に入った菊比古(八雲)は、同期入門の天才・初太郎(助六)と固い友情で結ばれる。芸者・みよ吉にも支えられ、切磋琢磨する2人。だが彼らの関係は、思いもよらない道筋をたどり…。天才肌で華のある落語家として注目を集め、豪放磊落な性格で周囲を魅了する初太郎役にドラマ版からの続投となる山崎。繊細な性格で初太郎の才能に焦りを感じながらも精進し、のちに「昭和最後の大名人」と称される菊比古役には古川。同じ役をWキャストで務めるなど、実際に切磋琢磨する間柄である山崎と古川が、因縁の2人をどう演じるかも見どころの1つとなる。さらに彼ら2人と懇意になり、その人生に大きく関わることとなる芸者・みよ吉役を明日海が演じる。芸に打ち込む者たちの業、絡み合う愛憎や因縁といった、骨太な人間ドラマを展開する。

 ミュージカル『昭和元禄落語心中』は、東京公演が2月28日から3月22日まで東急シアターオーブで、大阪公演が3月29日から4月7日までフェスティバルホールで、福岡公演が4月14日から23日まで福岡市民ホール・大ホールで。

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