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『ハリー・ポッターと死の秘宝PART2』に登場するセットや小道具の豆知識 「スタジオツアー東京」ガイド

ORICON NEWS / 2025年1月31日 15時5分

『ハリー・ポッターと死の秘宝PART2』(C) 2011 WBEI Publishing Rights(C)J.K.R. TM WBEI

 日本テレビ系「金曜ロードショー」で今夜(31日)、シリーズ最終章の後編『ハリー・ポッターと死の秘宝PART2』が放送される(後9:00~後11:24※放送枠30分拡大)。これにあわせて、東京・としまえん跡地に誕生した、映画『ハリー・ポッター』シリーズの制作の裏側を体験できる施設「ワーナーブラザーススタジオツアー東京 ーメイキング・オブ・ハリー・ポッター」内にある同映画に登場するセットや小道具を紹介する。

【写真】ハリーと仲間たちがヴォルデモート卿との最終決戦へ

 本作では、ハリー対ヴォルデモート卿の直接対決が始まり、ホグワーツ魔法魔術学校を守る“不死鳥の騎士団”のメンバーたちと死喰い人との闘いもクライマックスを迎える。さらに、シリーズを通して敵か味方か分からない存在だったスネイプ先生の真実も、明かされる。



 ヴォルデモート卿の唯一の弱点“分霊箱”を探し出し、破壊してきたハリーたちは、残された分霊箱を探し出すため、第1作『ハリー・ポッターと賢者の石』に登場するグリンゴッツ銀行へ潜入。第1作にまでさかのぼる伏線が回収される。また、シリーズを通してともにホグワーツ魔法魔術学校で学び、戦い続けてきた仲間たちの頼もしく成長した姿にも感動する作品となっている。

■大広間

 ホグワーツの教職員たちも、ヴォルデモートたちとの全面戦争に備える。中でも、マクゴナガル先生が壁に埋まっている石造たちに呪文を唱え、城を守る衛兵として動かすシーンは印象的。スタジオツアー東京では、大広間内はもちろん、この衛兵たちを間近に見ることができる。実は、制作者が自身の子どもたちの体型を参考に設計したともいわれている。武器や防具もいろいろ種類があるので、観察してみよう。

■音の芸術

 グリンゴッツ銀行の地下からドラゴンに乗ってハリーたちが脱出するシーン。この世には存在しないドラゴンの声や羽音といった効果音、俳優の声、映画音楽を組み合わせて映画の音声をどのように作っているのか。スタジオツアー東京内には、現実世界にはない音であふれている「ハリー・ポッター」シリーズの“音”について紹介しているエリアがある。

■ホグワーツ城の全貌がわかる

 『死の秘宝PART2』のクライマックスで繰り広げられるヴォルデモートとの戦いでは、ホグワーツ城全体が戦場となる。ホグワーツ城全体を映すシーンには、1/24スケールの模型が使われている。精巧なパーツでつくられた模型と視覚効果を組み合わせて景観のシーンが制作されていた。

 一方、俳優が出演するシーンはセットで撮影していた。1作目の『賢者の石』では主にロケで撮影していたが、映画シリーズが進むにつれセットでの撮影となった。破壊されたホグワーツは、そのがれき一つひとつも手作業で制作されたもの。今夜の放送では、破壊されてもなお存在感のあるホグワーツ城にも注目してほしい。

 スタジオツアー東京では、ホグワーツ城の模型が展示されており、さまざまな角度から見ることができる。ホグワーツでの戦いだけではなく、薬草学の温室やフクロウ小屋、ダンブルドア校長室など、映画で登場した場所が城のどこに位置するのか、見つけてみよう。

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