震災報道、放送局の“後悔”自ら「証言」 火災撮影のカメラマンに衝撃的な言葉、 ヘリ記者は耐えられず…
ORICON NEWS / 2025年2月1日 8時0分
MBSテレビ『MBSマンスリーリポート』(毎月第1日曜 前5:45 ※関西ローカル)の2月2日放送回は、「証言 阪神・淡路大震災30年 あの日を振り返る2」を送る。
【写真】30年前…1995年1月18日 MBS馬野雅行アナウンサー
1995年1月17日午前5時46分、淡路島北部を震源とする巨大地震が発生した。被害は、淡路、神戸、阪神間に及び、6400人を超える人命が失われた。あれから30年の節目。『MBSマンスリーリポート』では、1月に続き、当時、震災報道の最前線にいた記者・アナウンサー・報道カメラマン・技術マンの8人にインタビューを実施した。
報道カメラマンの工藤輝樹は、被災地でカメラを回し続けていた。消防車の来ない中、大きな火災現場での消火活動を撮影していると、衝撃的な「ある言葉」を浴びせられた。記者の榛葉健は、発災当日以降、ヘリコプターからの中継を続けていたが、長田の大規模火災現場で、右往左往する被災者たちの姿を見下ろしている自分に耐えられず、「地上記者」になりたいと要望を出す。
アナウンサーの馬野雅行は、地震直後からカメラの前に座り続けた。伝え手が慌てては聴者も慌ててしまうと、紙に「ゆっくり落ち着いて」と大書して目の前に置いたと明かす。現社長の虫明洋一は、大阪の本社でライフライン情報を伝えるヘッドを務めながら「3食保証されたあたたかい場所で仕事していていいのか」と、後ろめたさを覚えた。
当時の報道の様子がわかる実際の映像などと合わせて、取材するメディアに対する厳しい目、被災者に寄り添えなかったのでは…という後悔、被災地の放送局として「伝え続ける」意義が語られる。
※敬称略
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