チャンス大城、50歳で『R-1』初決勝「去年2回戦で落ちて…」 ド直球の下ネタも「ねずみに二度見された」

チャンス大城 （C）ORICON NewS inc.

　史上最大の“ピン芸日本一決定戦”『R-1グランプリ2025』の決勝進出者が2日、東京・NEW PIER HALLでの準決勝後に発表された。ヒロ・オクムラ、ハギノリザードマン、前々回王者の田津原理音、友田オレ、チャンス大城、ルシファー吉岡、さや香・新山、マツモトクラブ、吉住が進出を果たした。芸歴35年目、50歳にして『R-1』初決勝のチャンスは「準決勝も行ったことなかったので。去年も2回戦で落ちて。まさかね…」と喜びをかみしめた。

【一覧】『R-1グランプリ』歴代優勝者

　会見では“チャンスワールド”全開で、登場するなり「きょう、ちょっとスーツ持ってきてなくて、私服ですみません。いつも、ちゃんとやっているんですけど」としながら、自身のエントリー番号を大幅に勘違いしていたと告白。「3000なんぼって呼ばれたから、ちゃうかなって思っていたんですけど…」とたどたどしく話すと、MCの霜降り明星・せいやも「もっと、トークのすごい人なんですよ！」と強調した。

　初決勝となることについても「これまではカルトライブとか、地下芸人の…靴ずれ寄席とか。靴ずれしているお客さんは、受付に申告したらタダで見られるとか…」とパワーワードをふんだんに盛り込みながら会場を魅了。さらに、優勝賞金の使い道では、ド直球の下ネタも飛び出し「ねずみに二度見されたことがあるんです」と脱線トークで笑わせていた。

　過去最多5511人の挑戦者がエントリーした今大会。「とにかく面白いピン芸」というたった1つの審査基準で、若手からベテランまでがしのぎを削り、23代目王者の称号と優勝賞金500万円を目指して熱い戦いを繰り広げる。

　決勝戦は、3月8日午後6時30分からカンテレ・フジテレビ系全国ネットで生放送。MCは5年連続で、霜降り明星（せいや、粗品）と広瀬アリスが務める。

■歴代優勝者
第1回　だいたひかる
第2回　浅越ゴエ
第3回　ほっしゃん。（星田英利）
第4回　博多華丸
第5回　なだぎ武
第6回　なだぎ武
第7回　中山功太
第8回　あべこうじ
第9回　佐久間一行
第10回　COWCOW 多田
第11回　三浦マイルド
第12回　やまもとまさみ
第13回　じゅんいちダビッドソン
第14回　ハリウッドザコシショウ
第15回　アキラ100％
第16回　濱田祐太郎
第17回　粗品
第18回　野田クリスタル
第19回　ゆりやんレトリィバァ
第20回　お見送り芸人しんいち
第21回　田津原理音
第22回　街裏ぴんく