三山凌輝×久保史緒里主演映画、恋愛歌人の名手らが詠む 切なさ際立つコラボビジュアル公開
ORICON NEWS / 2025年2月6日 12時0分
7人組ダンス&ボーカルグループ・BE:FIRSTのRYOKIこと三山凌輝とアイドルグループ・乃木坂46の久保史緒里がW主演を務める映画『誰よりもつよく抱きしめて』(7日公開)の「短歌コラボビジュアル」が6日、公開された。
【別カット】すれちがう2人を表現…切ない三山凌輝&久保史緒里
原作は、新堂冬樹氏の同名小説(光文社文庫)。『ミッドナイトスワン』『サイレントラブ』をはじめ、生きづらさを抱えながらも愛を通して他者と関わる人間の様相を映してきた内田英治氏が監督、イ・ナウォン氏が脚本を務める。
強迫性障害による潔癖症で、常にビニール手袋を着用して生活し、同棲中の恋人にも手すら触れることができない絵本作家志望・水島良城(三山)と良城の病気を理解しつつも、自分の揺れ動く心に思い悩む書店員・桐本月菜(久保)の葛藤を切なくも美しく描く。そんな2人の関係が不安定になる中、月菜の前に恋人と触れ合っても心が動かないイ・ジェホン(ファン・チャンソン/2PM)が現れ、心を揺さぶる。
今回公開されたのは、恋愛歌人の名手たちから映画に寄せた「詠み下ろし短歌」とのコラボビジュアル。ベストセラー歌集『サラダ記念日』で、短歌の歴史に革命をもたらした歌人・俵万智、TBS『情熱大陸』に出演し、短歌ブームの火付け役のひとりとなった“現代短歌の新世代”木下龍也、短歌最前線で活躍し、ドキュメンタリー『ART Documentary Edge』で特集され、共感を呼ぶ短歌が若い世代にも人気の気鋭歌人・岡本真帆、雑誌『Numero TOKYO』での「恋」をテーマで短歌の連載し、歌集『初恋』などで“恋の短歌の名手”として知られる歌人・染野太朗が参加した。
水島と、その恋人・月菜、月菜の心を揺さぶるイ・ジェホンのそれぞれの視点から見て心境を捉えた短歌や、劇中での2人がすれ違う大事なワンシーンを彷彿(ほうふつ)とさせる情景と心情が絶妙に重なる短歌など、今作の切なさが際立つ短歌コラボビジュアルとなっている。
また、『ボクたちはみんな大人になれなかった』で小説家デビュー、同作がNetflixで映画化、エッセイ集『すべて忘れてしまうから』はDisney+とテレビ東京でドラマ化された人気作家・燃え殻氏、いきものがかりのリーダーでソングライター、小説家とマルチな才能を発揮する水野良樹、内田監督が手がけた『ミッドナイトスワン』で鮮烈なデビューを果たし第44回日本アカデミー賞新人俳優賞などを受賞した服部樹咲からもコメントが到着した。
【詠み下ろし短歌】
■俵万智
「いくつかの『もし』の花びら散った後それでも君に咲いててほしい」
「触れられぬ体を今は脱ぎ捨てて心で君を抱きしめたいよ」
「人生は手書きのメニュー選ぶとは何かを選ばないということ」
■岡本真帆
「遮断機がゆっくり下りる 触れ方を忘れて遠くなる君の岸」
■木下龍也
「似た色のふたりは見つめ合うだけでずっと抱き合えない海と空」
■染野太朗
「どしゃぶりの空で会いたい青じゃなく大きくもなく偉大でもなく」
【コメント】
■燃え殻氏(作家)
もし自分だったら、を登場人物たち一人ひとりに思いながら観ていました。
もし自分だったら、寄り添えるだろうか。寄り添ってもらえるだろうか。あきらめないだろうか。
■水野良樹(いきものがかり/HIROBA)
2人の手を分かつ、暗く深い谷にたがいの言葉が沈んでいく。
そのさまを眺める月菜と良城の表情に寂しさも焦燥も、悔しさもあきらめも、たゆたう欲望も、すべて浮かんでいた。痛々しいほどに。
ひとはきっと、確かめたいから手を伸ばすんじゃない。
選びたいから手を伸ばすんだ。
自分が笑っている未来を。
そして、誰よりも愛するひとが、笑っている未来を。
■服部樹咲
脆くて繊細で、それでも踠きながら自分の気持ちと闘い続ける2人が、普段の私の誰とも共有できない孤独な気持ちにそっと寄り添ってくれました。誰しもが抱える孤独に寄り添い続ける内田監督。間違いなく監督にしか作れない映画でした。
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