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恒松祐里、『ガンニバル』シーズン2のキーパーソンに抜てき 「深みと迫真性」もたらす

ORICON NEWS / 2025年2月8日 11時15分

『ガンニバル』シーズン2で村を狂わす女当主・後藤銀の若い頃を演じる恒松祐里(C)2025 Disney

 俳優の恒松祐里が、ディズニー公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」の「スター」で3月19日より独占配信されるスター オリジナルシリーズ『ガンニバル』シーズン2に出演する。シーズン1では倍賞美津子が演じ、本作のキーパーソンとなる後藤銀の若い頃を演じる。

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 2022年12月末からシーズン1が配信中の同ドラマは、二宮正明の同名漫画が原作。一見美しく穏やかに見える人里離れた供花村(くげむら)が隠してきた「この村では、人が喰われるらしい」という恐ろしい噂に、主人公の警察官・阿川大悟(柳楽優弥)が翻ろうされていく。大悟が真実にたどり着く寸前のところで幕を閉じ、シーズン2では村に隠されたすべての真実がついに明らかとなる。



 シーズン1で倍賞が演じた“後藤銀”は、供花村を牛耳る後藤家のかつての当主。森で謎の歯型が付いた状態で遺体として発見され、まさに物語が始まるきっかけとなった、度々描かれる回想シーンでも強烈なインパクトを残してきた。

 シーズン2で恒松が演じる若い頃の“銀”は、美しい黒髪で着物をまとい、鋭い目つきで他を寄せ付けない印象を抱かせる不思議な魅力を放つ女性。後の後藤家当主として圧倒的な権力を振るう人物にふさわしい出で立ちでありながら、一度見たらそのまま魅入られてしまいそうな、どこか危うい妖艶さを兼ね備えている。そしてこの若き“銀”こそが、供花村に狂気のはじまりをもたらした人物であることが明かされていく。

 恒松の起用理由について山本晃久プロデューサーは「後藤銀役は倍賞美津子さんが演じられているため、そもそも銀の若い頃は並大抵の方では務まらないと思っていました。人心を掌握する底知れない目力と度量を持つ俳優をと話していた時、片山慎三監督から恒松祐里さんの名前が挙がり、その瞬間に彼女しかないと思いました。彼女が演じた“後藤銀”が、後藤家に隠された過去の物語により一層深みと迫真性を持たせてくれたと感じています」とコメントしている。

 本作で恒松が魅せる演技は、供花村に狂気と呪いを充満させるにふさわしい壮絶なものとなっている。子役としてデビューして以降、数々の映画やドラマに出演、NHKの連続テレビ小説『おかえりモネ』ではヒロインの幼なじみを演じ、社会現象を起こしたNetflixシリーズ『全裸監督 シーズン2』のヒロインを演じきった。本作でも視聴者の期待に応え、それを超える若き“銀”を見せくれそうだ。

 恒松は「元々ドラマを拝見していたので、あの血生臭い作品に参加できることに怖さもありながらも楽しみな気持ちで挑みました」と心境を語っており、撮影を振り返って、「銀の生涯はとても壮絶なもので、原作の漫画は直視できないくらいつらい描写が多々描かれています。誰も味方がいない状況で育ち、自分を犠牲にする事でしか生きていけなかった彼女を演じるのはとてもつらかったです。日々悶々としながら復讐の気持ちを途切れさせないように撮影に臨んでいました」と、シーズン2で描かれる“銀”の知られざる過去に言及した。

 また、「『ガンニバル』は人間の狂気を存分に味わえる作品でありながら、それぞれのキャラクターの背景がきちんと描かれているという魅力もあります。銀も前半と後半で動機に変化があるのでそこにも注目していただけたらと思います」と見どころを挙げている。

■恒松祐里のコメント(全文)

 元々ドラマを拝見していたので、あの血生臭い作品に参加できることに怖さもありながらも楽しみな気持ちで挑みました。

 私が演じた銀の生涯はとても壮絶なもので、原作の漫画は直視できないくらいつらい描写が多々描かれています。誰も味方がいない状況で育ち、自分を犠牲にする事でしか生きていけなかった彼女を演じるのはとてもつらかったです。何故いつの時代も搾取する側とされる側の人間が存在するのだろうと、日々悶々としながら復讐の気持ちを途切れさせないように撮影に臨んでいました。

 『ガンニバル』は人間の狂気を存分に味わえる作品でありながら、それぞれのキャラクターの背景がきちんと描かれているという魅力もあります。銀に関しても、最初は村に復讐したいという気持ちだけだった彼女に、大切なものが出来てそれを守りたいという気持ちが生まれる。前半と後半で銀の動機に変化があるのでそこに注目していただけたらと思います。変化を遂げた彼女の「お前が生きていける世界をわしが作ってやる」というせりふは非常に印象的で心に残っています。

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