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井浦新、北村匠海監督の初監督作品に友情出演 「何が友情出演なのかわからない」と定義に苦笑い

ORICON NEWS / 2025年2月8日 12時47分

北村匠海 短編映画監督デビュー作 映画『世界征服やめた』公開記念舞台あいさつに登壇した井浦新 (C)ORICON NewS inc.

 北村匠海監督(27)、俳優の萩原利久(25)、藤堂日向(29)、井浦新(50)が8日、都内で行われた映画『世界征服やめた』の公開記念舞台あいさつに登壇した。

【写真】公開舞台あいさつには北村匠海監督、藤堂日向、萩原利久も登壇

 初監督作品が封切りの日を迎えた。北村監督は「今こうやって自分が監督という立場で映画に関わらせていただき、『世界征服やめた』が自分の手を離れたんだな、という実感が実はあまりわいてない状態です。正直、役者の時は、実は作品と関わる期間が撮影日数だけだったり、番宣も含むと多少長くはなるのかもしれないけど(撮影から)間が半年空いちゃったりする。監督として企画から。脚本の本当に立ち止まったり、右往左往をしたり…。いろんな道を歩んできて今があるからこそ、実感がわかないのかなっていう感じがしています」と明かした。



 そんな作品に友情出演したのが井浦だった。井浦は「まず、何が友情出演なのかわからない」と定義に苦笑いし、北村監督から「友情じゃないですか!」と返されて会場には笑いが起きた。そして井浦は「匠海監督とは2020年に『にじいろカルテ』(放送は2021年1月)で一緒に共演した。その時はコロナが猛威を振っていた。僕は、全国の映画館が場合によっては閉館してしまうとか、やっぱり人が集まれないから、どうやって映画館が今後映画館として残っていけるのかとか、というのを模索していた時期だった。そんな時に『映画館頑張れ』と応援してたんですけども、その時に匠海くんと共演した。で、匠海くんも『映画館を応援したい。それで映画が作りたい』という話を撮影の合間にした。その思いや情熱っていうのを感じてました」と話し、マルチに活躍しながら各所へのリスペクトを欠かさない北村監督の姿勢に共感したことを口にしていた。

 独特な言葉のセンスとパフォーマンスで注目を浴びながら、2011年6月23日に不慮の事故でこの世を去ったポエトリーラッパー・不可思議/wonderboyの代表的な楽曲の一つである「世界征服やめた」に強く影響を受けた北村監督が、この楽曲からインスパイアされて脚本を書き下ろし、自らメガフォンをとった短編映画となる。

 主人公・彼方(萩原)は、社会の中で生きる内向的な社会人。変化の乏しい日常をやり過ごす中で、「自分なんて誰にも必要とされてないのではないか…」と自分の無力さを感じていた。そしてどこかひょうひょうとして、それでいて白黒をはっきりさせたがる彼方の同僚の星野(藤堂)。星野の選んだ決断に彼方の人生は大きく揺れ動く。「死」の意味を知る時、明日の選択は自分でできることを知る。世界征服という途方もない夢を追いかけるよりも、自分にしか描けない道がきっとある。

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