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萩原利久&藤堂日向、北村匠海監督の初監督作に参加にしみじみ「幸せなこと」「その熱量に自分も乗ってみたい」

ORICON NEWS / 2025年2月8日 12時49分

北村匠海 短編映画監督デビュー作 映画『世界征服やめた』公開記念舞台あいさつ(左から)井浦新、藤堂日向、萩原利久、北村匠海監督 (C)ORICON NewS inc.

 北村匠海監督(27)、俳優の萩原利久(25)、藤堂日向(29)、井浦新(50)が8日、都内で行われた映画『世界征服やめた』の公開記念舞台あいさつに登壇した。

【写真】公開舞台あいさつには北村匠海監督、井浦新も登壇

 初監督作品が封切りの日を迎えた。北村監督は「今こうやって自分が監督という立場で映画に関わらせていただき、『世界征服やめた』が自分の手を離れたんだな、という実感が実はあまりわいてない状態です。正直、役者の時は、実は作品と関わる期間が撮影日数だけだったり、番宣も含むと多少長くはなるのかもしれないけど(撮影から)間が半年空いちゃったりする。監督として企画から。脚本の本当に立ち止まったり、右往左往をしたり…。いろんな道を歩んできて今があるからこそ、実感がわかないのかなっていう感じがしています」と明かした。



 北村監督の初監督作品だけに親しいキャストが集結。藤堂は「僕は友人として過ごした時間が多い。いざ監督をすると話を聞いた時にもちろん驚きもあったんですけど、本を見て匠海が作った映画に本当にただ単純に興味がわいた。当時、僕が出させていただけるとは思わなかったんですけど『この人が作る映画は、きっと面白いものになるだろう』と。僕がその映画に関われることになるってのは想像もできなかったんですけど、それがいざ実現したら幸せなことなのかな、と。友人としても、役者としても、彼の初監督作品に出演してみたいなとはやっぱり思いました」と口にした。

 萩原も北村監督への思いを語る。「僕も共演で出会って、友人関係になった。間違いなくその過程があったからこそ、出演させてもらえる、これ形になったとこもあります。僕との出会いは俳優でしたけど、音楽をやったり、いろんな意味で、たぶん僕らの世代でエンターテイメントの最先端にいる人だな、と前々から思ってたんですけど、それをより改めて実感しました。匠海の行動からいろいろ広がって、今この場に立ててると思うので、そういうところはすごくさらにさらに尊敬する部分にもなってます。その中で匠海の作品に参加させてもらえることが、僕にとってはすごくうれしかったです。その熱量に自分も乗ってみたい、一員としてそこに参加したいなというのはすごくありましたね」と思い返していた。

 独特な言葉のセンスとパフォーマンスで注目を浴びながら、2011年6月23日に不慮の事故でこの世を去ったポエトリーラッパー・不可思議/wonderboyの代表的な楽曲の一つである「世界征服やめた」に強く影響を受けた北村監督が、この楽曲からインスパイアされて脚本を書き下ろし、自らメガフォンをとった短編映画となる。

 主人公・彼方(萩原)は、社会の中で生きる内向的な社会人。変化の乏しい日常をやり過ごす中で、「自分なんて誰にも必要とされてないのではないか…」と自分の無力さを感じていた。そしてどこかひょうひょうとして、それでいて白黒をはっきりさせたがる彼方の同僚の星野(藤堂)。星野の選んだ決断に彼方の人生は大きく揺れ動く。「死」の意味を知る時、明日の選択は自分でできることを知る。世界征服という途方もない夢を追いかけるよりも、自分にしか描けない道がきっとある。

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