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オーディション番組“ノノガ”から誕生した7人組「HANA」、“NO”と言われてきた自分たちを鼓舞し、育んだ絆

ORICON NEWS / 2025年2月10日 19時30分

HANA (C)ORICON NewS inc.

 SKY-HIがCEOを務めるBMSGが、プロデューサーにラッパー・シンガーのちゃんみなを迎えて開催したオーディション『No No Girls』より誕生した7人組ガールズグループ・HANA。1月31日にプレデビュー曲「Drop」をリリースしたばかりのメンバーたちに、自分たちを取り巻く現状について、オーディションを振り返っての想いなどを聞いた。

【動画】話題の7人組・HANAインタビュー!オーディション番組“ノノガ”から誕生したスーパーガールズユニット

■取り巻く環境の変化に戸惑いも楽しむ余裕も

 HANAは、CHIKA、NAOKO、JISOO、YURI、MOMOKA、KOHARU、MAHINAの7人組ガールズグループ。グループが誕生した『No No Girls THE FINAL』は、Kアリーナ横浜にて有観客で行われたが、配信は最大同時接続者数56万人を超え、「#ノノガファイナル」がXトレンド1位を獲得したほか、メンバーの名前も続々トレンドインするほど話題を呼んだ。



――動画の再生数やSNSでのトレンド入り、Kアリーナ公演が即完売するなど、デビュー前から大きな反響がありますが、自分たちを取り巻く環境をどう感じていますか。

KOHARU:知人から「デビューおめでとう」「がんばってね」というメッセージをもらったことが大きな実感です。街中で視聴者の方が気づいて素敵な言葉をかけてくださったりして、とても力になっています。

NAOKO:大阪から東京に引っ越してきたので、物理的に環境が違うということもありますが、今はがんばらなきゃいけないことを楽しんでいる状況でもあります。これからが楽しみです。

――このオーディションを受けた理由を改めて教えてください。

CHIKA:このオーディションをみつけた時、私は気持ちが落ちていた時期でした。このオーディションのテーマでもある「Noと言われてきた人、自分にNoと言ってしまっている人を救う」って、「私のことだ!」と思いました。このオーディションを受けるために私はいろんな経験をしてきたのではと思えるぐらい、すごくビビッときました。

■話題を呼んだJISOOの“日本語力” CHIKAはネガティブ発想から脱却

――JISOOさんは母国を離れてのオーディションで難しいこともあったと思いますが、心の支えになったものはありますか?

JISOO:みんながいつも私のために優しくわかりやすく説明してくれたり、韓国語でファイティンと言ってくれたりするので、とても力になっていました。

――母国語ではない日本語での言語化能力も話題になっていましたよね。日本語を使うときやリリックを作る際に意識していることは?

JISOO:むしろ私が外国人だからこそできたのかなと思います。韓国語で思いついたことを、日本語で表現したら、たくさんの方々が盛り上げてくださり、うれしかったです。

――MAHINAさんは3次審査で一度涙を流したものの、3.5次審査を経てデビューをつかみました。今ここに立っている意味をどう感じていますか?

MAHINA:夢を諦めないことは大切だと、このオーディションを通して強く実感しました。その思いを音楽として表現し、みなさんにお届けしていくことも、自分が今ここにいる意味なのかなと思います。

――新たなチャンスがあったとはいえ、もう一度心を奮い立たせるのは大変だったのでは?

MAHINA:自分がステージを楽しんだら、練習してきた成果が最大限に発揮できると思っているので、スイッチを切り替えてステージに立ちました。

――MOMOKAさんは最終オーディションでのソロ演出が圧巻でした。どのようにして生まれたのでしょうか?

MOMOKA:ちゃんみなさんから曲を提案いただいた時、衣装の雰囲気、色、演出など、パパパッとすぐ頭に浮かんできました。それをどう形にしていくかが、最終審査までの自分のがんばりだったかなと思っています。

――何か参考にしたものはあったのでしょうか?

MOMOKA:実は特になくて。そういう感覚でいることが多いですが、その時は特に、一回曲を聴いたら「これだ!」と、スッと思い浮かびました。

――CHIKAさんは圧倒的な歌唱力があるのに自信が持てないでいましたが、最終審査では堂々とパフォーマンスを披露していました。“自分にNo”と言わないために一番意識したことは?

CHIKA:人と比べるのが当たり前になってしまっていて。誰かと比較した時に自分が劣っている部分があると、自分にNoと言っていました。オーディションが進むにつれてなるべくポジティブに受け取れるように、自分はまだ成長できる部分があると思うように心がけました。

■KOHARUが明かす“カマキリダンス”誕生の舞台裏

――NAOKOさんは2 次審査と最終審査で同じ楽曲を披露されましたよね。

NAOKO:R&Bが好きなので、実は最終審査ではちゃんみなさんのR&Bの曲で行くぞと思っていて、演出まで考えていたんです。

――どうして変わったのでしょう?

NAOKO:ちゃんみなさんから「NAOKOはどんな風に歌いたいの?」と質問され、私は「聴いてくれる人を幸せにしたい。ハッピーにしたいです」と答えたんです。そうしたら「^_^(ハッピー)」へと気持ちが切り替わり、やりたいことがポンポン思いつきました。結果的には変更してよかったです。

――KOHARUさんは“カマキリダンス”がファンの中でも大評判でしたが、誕生秘話を教えてください。

KOHARU:4次審査で3人で決めたテーマが“ドロドロ”だったので、最後はちょっと気持ち悪く…後味悪くしようという話になりました。前に歩いていく演出に、違和感を出すことを考える中で、あの形が出来上がりました。

――“カマキリダンス”というネーミングはどのように?

KOHARU:みんなでワイワイできるように、くだけた名前が良いなと思って(笑)。こんなにフィーチャーしていただけるとは思っていなかったのですが、“カマキリダンス”を愛してくださってありがとうございますという気持ちです!

――YURIさんは、最終審査のリリックがとても感動的でした。

YURI:「ハレンチ」のリリックは過去のつらいことを思い出しながら書き、心の奥から“伝える”気持ちで歌いました。たくさんの方にリリックを褒めていただけたので、あまり明るくない過去ですが、向き合ってよかったな、がんばってよかったと思いました。

■あふれ出るプロデューサー・ちゃんみなへの感謝とリスペクト

――ちゃんみなさんが「がんばって、がんばって、がんばって咲いたみんな」という思いを込めた“HANA”というグループ名、初めて聞いた時はどう感じましたか?

KOHARU:思い返してみれば、縁があったワードですね。ちゃんみなさんもよく「花を咲かせて」と言われますし、『No No Girls』のオープニングでも花が咲いている。私自身もグループ名を知らない時、ファイナリスト9人に書いた手紙に、「それぞれの人生で花を咲かせていこうね」と書いていたので鳥肌が立ちました。

YURI:私もリリックに「花を咲かせていこうね」と書いていました。

――約1年間のオーディション期間、ファイナリストとの練習期間で印象に残っていることがあれば教えてください。

YURI:私はリハーサルですね。みんなのパフォーマンスを初めて見たとき、涙がボワーッて。メンバー一人ひとりを深く知っているからこそ響くものもあって、この時間が一生続いてほしいなって思いました。

――一緒にいる時間が長いので、その分、想いや絆も深まるのでしょうね。みなさんはいかがでしょうか?

JISOO:私のソロ審査楽曲のコーラスを9人が歌ってくれたんです。Kアリーナのステージにひとりで立っているけれど、みんなと一緒にステージにいる気分で心強かったです。本当にありがとう。

――コーラスは、JISOOさんからみなさんにお願いしたのでしょうか?

JISOO:はい。アレンジしながら、みんなの声が聞こえたらもっといいなと思ってお願いしたら、みんな快く引き受けてくれました。

――とてもあたたかくなるエピソードですね。では、ちゃんみなさんからいただいた言葉で心に残った言葉は?

MAHINA:最終審査の時に、「メンバーも見ているみなさんも安心させるような存在」と言っていただきうれしかったですね。

MOMOKA:私は「MOMOKA、命かけたね」という一言ですね。パフォーマンスに命かけるという意味が、最初はあまり理解できていませんでした。でも本番で、それまでのことを思い出してすごく気持ちが乗ったんです。その時にその言葉をいただけて、“命をかける”を体感できたんだ、と自信になりました。

――ちゃんみなさんはみなさんがかけてほしい言葉をしっかりと伝えてくれる方なのですね。

KOHARU:本当にそうなんです。私たちが成長できるような言葉をかけてくださいます。

MOMOKA:プラスの言葉で鼓舞してくださる。

KOHARU:だからこそ次につながっていくんですよね。これからもどんどん成長していきたいです。

取材・文/遠藤政樹
撮影/山崎美津留

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