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BLUE ENCOUNT、結成20周年ツアーのファイナル迎える 5月から再び“4人”でツアーも【ライブレポート】

ORICON NEWS / 2025年2月10日 20時52分

BLUE ENCOUNT『20th anniversary tour 2024-2025“to B.E.continued”』より

 ロックバンド・BLUE ENCOUNTの結成20周年ツアー『20th anniversary tour 2024-2025“to B.E.continued”』が8日、東京ガーデンシアターでファイナルを迎えた。

【ライブ写真】熱狂の20周年ツアーファイナル エモーショナルなソロショットも

 2024年10月から台北、上海、そして国内11ヶ所を回ってきたツアーの集大成ということもあり、SEとオープニング映像がスタートすると同時に会場内の興奮と熱気とがぐんと上昇していく。1曲目の「LAST HERO」で幕が落ちてメンバーの姿があらわになると、観客は大きな歓声をあげ、早くもシンガロングが巻き起こる。「ついてこいよ、東京!」という田邊駿一(ボーカル/ギター)の声から「DAY×DAY」、さらに「ワンダーラスト」と序盤からパワフルでスピード感のある曲を連投する。「ワンダーラスト」のエンディングでは、高村佳秀(ドラム)のもとへと田邊、江口雄也(ギター)、辻村勇太(ベース)が集まって、顔を見合わせるようにして締めくくった。



 「うれしい景色が広がってます」とアリーナからバルコニー席までを埋め尽くす観客に視線を走らせた田邊は改めて、「BLUE ENCOUNT 20th anniversary tour 2024-2025“to B.E.continued”、東京ガーデンシアターへようこそ。全力でいくから。あなたも全力できてください。最後までよろしく」とあいさつをし、「有罪布告」「HEART」「JOIN」と演奏。演奏後に「今の曲知ってる人いる?」と辻村が言うと、客席からは手を上げたり、「知ってる!」という声が返ってくる。この「JOIN」は2013年のインディーズ時代にCDリリースしたAIR SWELL×BLUE ENCOUNT×MY FIRST STORY×SWANKY DANKの4バンドによるスプリットアルバム『BONEDS』に収録された未配信曲であり、こうしたレアな曲が聴けるのも20周年ツアーならではとなった。

 バラードのセクションでは23年にシングルリリースして以来、ライブでは初披露となった「DESTINY」のほか、「ユメミグサ」や2013年のミニアルバム『NOISY SLUGGER』収録の「YOU」と新旧のバラード曲が並んだ。

 後半へと向かうMCでは、江口、辻村、高村の3人が中心となってトークを展開。この20年のなかでバンドにとって大きなトピックは、23年の春から辻村がアメリカへと拠点を移したことだという。以降はサポートベーシストを立ててライブを行ってきたが、今回の20周年ツアーは辻村が帰国し4人で回っている。改めて「ただいま!」と観客にあいさつをした辻村は、現在語学学校に通いながら現地のミュージシャンとセッションをしていると、ニューヨークでの生活を語った。

 後半戦は怒涛の展開となり、ラストの「gifted」では、多幸感たっぷりに観客が声を上げるシンガロングに金テープが降り注いだ。照明が明るくなった会場内で、ステージ上の4人も観客もこの日いちばんの笑顔で声を張り上げた。20周年のアニバーサリーツアーを締めくくる、最高の歌声が会場に響きわたった。

 アンコールのMCでは、5日に5年ぶりとなった5枚目のアルバム『Alliance of Quintetto』がリリースされたこと、そして5月からアルバムを携えたツアー『BLUE ENCOUNT tour 2025“Meet the Quintetto”』がスタートすることもアナウンスされた。全国25ヶ所を回るツアーとなり、辻村も交えた4人で回るツアーとなるという。

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