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樋口真嗣監督、『新幹線大爆破』「タイトルに偽りなし」と自信 JR東日本が撮影のために新幹線を7往復

ORICON NEWS / 2025年2月12日 16時36分

『Next on Netflix 2025』に登場した樋口真嗣監督(C)ORICON NewS inc.

 Netflix映画『新幹線大爆破』の樋口真嗣監督が12日、都内で開催された動画配信サービス「Netflix」のラインナップ発表会「Next on Netflix 2025」に出席。4月23日より世界独占配信される『新幹線大爆破』の撮影のために、実際の新幹線車両で東京・青森間を7往復させるなど、JR東日本の特別協力を明かし、「キャスト・スタッフ全員が臨時のJR職員の意識で臨んだ」とその協力に感謝を伝えた。

【動画】樋口真嗣、新作『新幹線大爆破』で草なぎ剛と20年ぶりタッグ!JR東日本全面協力秘話明かす

 同映画は1975年公開の東映の映画『新幹線大爆破』が原作。東京・博多間を走る新幹線ひかり号に仕掛けられた爆弾をめぐって、犯人と警察と鉄道職員の息もつかせぬ攻防戦を描いた、高倉健さん主演のパニック・サスペンス。佐藤純彌監督がメガホンを取り、高倉さん、千葉真一さん、宇津井健さんらが出演。東映が制作した。



 樋口監督が「50年前、小学3年生の時に初日に見に行って好きで、見続けている。人生の中で3本選ぶとしたらその1本がこれ」と並々ならぬ思いで取り組んだ企画。50年前から世の中も大きく変わったことから、現在の状況を踏まえて再構築。新幹線に爆弾が仕掛けられることはそのままに、限られた時間の中、爆破を回避すべく奮闘する鉄道人たちのギリギリの攻防を描く。

 今回、JR東日本の特別協力について樋口監督は「新幹線は切符を購入したお客様のためのものであり、映画やドラマの撮影は通常不可能。鉄道会社が映画のためにスペースを空けるのは本来あり得ない」と今回、現実の新幹線を使った撮影が実現した喜びを語った。

 特別ダイヤを組み、東京〜青森間を専用列車を用意してもらい、7往復。運転手や車掌の所作、敬礼の角度、トラブル対応など、実際の職員の監修を受けて撮影を行った。樋口監督は「安全管理は厳格で、万が一事故が起これば撮影中止になる状況だった」と話していた。

 また、こだわりの爆破シーンについて「タイトルに『大爆破』とある以上、本気で爆破をやる必要があった」といい、「爆発しては困る」というストーリーと、「爆破を見せたい」という映像表現の両立も脚本家チームとともに実現させた。

 新幹線を爆破するシーンの撮影では、通常の日本映画では考えられない6分の1サイズのミニチュアを使ったといい、さらに、走行中に爆破させる必要があったため、長いレールを敷設し、助走をつけてスピードを上げた状態で撮影。カメラマンも並走するという異例の撮影方法を採用したことを話し、「タイトルに偽りなし!」と自信をのぞかせていた。

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