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〜泉佐野市への熱い想いが込められた地域活性化の仕組み〜 企業と地方と人をつなぐ「#ふるさと納税3.0」:OSAKA KOUMIN GROWTH DRIVE Feat.泉佐野市

OSAKA KOUMIN NEWS / 2022年3月30日 19時0分

(画像)泉佐野市 千代松 大耕 市長による基調講演(場所:泉佐野市役所)

大阪府及び府内43市町村のオール大阪の公民連携プラットフォームであるOSAKA KOUMIN Action Platform による事業、「OSAKA KOUMIN GROWTH DRIVE Feat.泉佐野市」が、令和4年3月28日(月曜日)13時からオンライン開催された。

今回は、泉佐野市が進めている「#ふるさと納税3.0」をテーマに、本制度に基づく企業、支援者、自治体による公民連携のまちづくりについて、泉佐野市担当者からの制度紹介、プロジェクト参画企業との意見交換等をオンラインで配信。府内自治体への広がりと参画企業の更なる拡大を目的に開催した。
 
泉佐野市役所をオンライン配信のメイン会場とした事業開始冒頭には「#ふるさと納税3.0と官民連携によるまちづくり」をテーマに、泉佐野市 千代松 大耕 市長の基調講演が行われた。
泉佐野市のプロモーションムービーの紹介も含めた基調講演では「#ふるさと納税3.0」を市の魅力を高め、地域経済をさらに活性化させる制度として、市政の重点施策の一つとして取り組んでいることなどが話された。
  
オンライン形式でのプログラムでは、泉佐野市 成長戦略室 成長戦略担当理事 阪上 博則 氏から、〜泉佐野市「#ふるさと納税3.0」の取組み等を通じた地域産業の活性化について〜をテーマに、この制度や寄附実績、様々なプロジェクト事例の紹介など、他の自治体関係者にとっては非常に参考となる説明が行われた。

後半は、ゲスト企業として「#ふるさと納税3.0」の制度を活用し、泉佐野市内にブルワリーをつくるプロジェクトを立ち上げている、株式会社ヤッホーブルーイング ユニットディレクター 谷 篤実 氏がリモート参加。
「泉佐野市は、ふるさと納税制度に熟達している頼りになるプロ集団であり仲間。自治体と企業という窓口越しの関係ではなく、一緒にプロジェクトを成功させようと想い共有したチームとして連携していただき大変心強く思っています。」と、「#ふるさと納税3.0」を活用するに至った経過、今後の事業展開のビジョンを話した。
 

(写真右から)泉佐野市 成長戦略室 成長戦略担当理事 阪上 博則 氏、泉佐野市 千代松 大耕 市長、大阪府公民戦略連携デスク エグゼクティブディレクター / OSAKA KOUMIN Action Platform 会長 吉澤 正登 氏、大阪府公民戦略連携デスク プロジェクトマネージャー 由比 達也 氏
 

このオンライン配信は、大阪府及び府内43市町村担当者をはじめ、「#ふるさと納税3.0」へ参画している企業及び、今後参画を希望、検討している企業へも配信された。
 
視聴者との質疑応答コーナーでは、「これだけの仕組みを考え、運営する人員体制は?プロ集団なのか?」「職員個々の意識が何故こんなに高いのか?」など自治体視点での質問や、企業からは「市に提案してからどれぐらいのスピード感でプロジェクト化できるのか?」など多くの質問が寄せられ、「#ふるさと納税3.0」という自治体、企業双方に魅力ある制度に対する注目の大きさがうかがえた。
  
主催者であるOSAKA KOUMIN Action Platformでは、今回の事業を契機に、全国に先駆け大きな成功事例を創出している「#ふるさと納税3.0」の仕組みをさらに府内市町村へ広め、オール大阪での地域経済の活性化や、地域課題の解決手法の一つとして、広めていく。
 
以下、各者コメント(要約)

ーー 泉佐野市 千代松 大耕 市長

「関西国際空港に一番近いまち泉佐野市は、交通の利便性を生かして海外9都市との友好都市関係を築いています。また、国内47自治体とも特産品相互取扱協定で各自治体の特産品の魅力創出、販路拡大に公・公連携で取り組むなど、国内外に向けた関係・交流人口を増やす取り組みを進めています。
ふるさと納税の市場規模は2兆4千億円。伸びしろがあるこの市場に2012年度から本格的に力を入れて取り組み、泉佐野市は2017年度から3年連続で寄附金額の全国1位にまで実績を挙げました。
その後、総務省の新制度で地場産品の取り扱いに苦戦するなか私たちが構築した『#ふるさと納税3.0』にどのように取り組んできたのかを、本日のGROWTH DRIVEで多くの皆様に知っていただきたい。」
 

ーー 泉佐野市 成長戦略室 成長戦略担当理事 阪上 博則 氏 

「『#ふるさと納税3.0』は、ふるさと納税による寄附の中で全ての経費が賄えるので、自治体の規模、財政力に関係なく、「気合」と「根性」さえあれば十分できる制度です。本日ご視聴いただいた自治体の皆様にもぜひ実施していただき、この制度を広めていただければと思います。全国に広がることで、ふるさと納税制度を健全に発展させるとともに、地方経済を活性化してまいりたいと考えています。企業の皆様には今後も本制度へのご参画について、ご相談いただければと思います。」
 

ーー 株式会社ヤッホーブルーイング ユニットディレクター 谷 篤実 氏

「『#ふるさと納税3.0』は民間企業の事業として捉えた場合、対象経費の補助と泉佐野市からの発信PR効果に大きく期待できる。また返礼品による売上も見込めるため、民間事業者への効果も大きい。
このプロジェクトを通じて、地域に活力が生まれるようなブルワリーにし、クラフトビールを中心としたエンターテイメントを楽しめるレジャースポットに、そして将来的には泉佐野市の関係人口増加につなげていきたい。
泉佐野市はふるさと納税制度に熟達している頼りになるプロ集団であり、仲間。自治体と企業という窓口越しの関係ではなく、一緒にプロジェクトを成功させようと想い共有したチームとして連携していただき大変心強く思っています。」

ーー 大阪府公民戦略連携デスク エグゼクティブディレクター / OSAKA KOUMIN Action Platform 会長 吉澤 正登 氏

「大阪府そして、OSAKA KOUMIN Action Platformとして、どうすれば泉佐野市のこの取り組みや市の魅力を府内43市町村をはじめ、多くの方々に伝えられるかを試行錯誤し、今回のGROWTH DRIVEの開催に至りました。
平素から大阪府公民戦略連携デスクの立場として、公民連携の取り組みを様々な場面でお話しするのですが、今後の行政課題の解決に向け、公民連携を推し進めるためには、課題に立ち向かう職員の『熱量』が一番重要であることを、千代松市長、阪上理事のお話をお伺いし、改めて確信することができました。
今日のお話をお聞きしただけで、一瞬にして泉佐野市のファンになりました。食を軸に泉佐野市のまちを散策してみたいと思います。」
 


1.開催概要(詳細は特設ホームページを参照)
名 称:OSAKA KOUMIN GROWTH DRIVE Feat.泉佐野市
日 時:令和4年3月28日(月曜日)13時00分から
形 式:オンライン
視 聴:泉佐野市「#ふるさと納税3.0」制度へ参画希望、関心のある企業
主 催:OSAKA KOUMIN Action Platform
共 催:大阪府、泉佐野市
協 力:株式会社SKY BLUE PRODUCTION

2.ホームページ
OSAKA KOUMIN GROWTH DRIVE Feat.泉佐野市 特設ホームページ

■参考リンク

OSAKA KOUMIN GROWTH DRIVEホームページ
泉佐野市役所ホームページ
さのちょく(泉佐野市ふるさと納税寄附サイト)
株式会社ヤッホーブルーイング ホームページ

■問い合わせ

大阪府 公民戦略連携デスク
ダイヤルイン番号:06-6944-6401

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