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野沢雅子、芸歴78年目で「養殖うなぎ」の声に初挑戦

おたくま経済新聞 / 2017年6月29日 17時57分

野沢雅子、芸歴78年目で「養殖うなぎ」の声に初挑戦

養殖うなぎ(CV 野沢雅子)

鹿児島県志布志市が公開したふるさと納税PR動画で、声優の野沢雅子さんが「うなぎ」の声に初挑戦している。

野沢さんは芸歴78年目になる大ベテラン。演じた役はアニメ『ドラゴンボール』の孫悟空はじめ枚挙にいとまがないが、そんなベテラン野沢さんであってもさすがに「うなぎ」の声はこれまでなかったという。

今回、野沢さんが演じた「うなぎ」の設定は、志布志市の名産「養殖うなぎ」。
全くの余談だが、志布志市には志布志町志布志という地域もあり、町にある市役所支所を書き連ねると「志布志市志布志町志布志の志布志市役所志布志支所」となるので、以前からネットではゲシュタルト崩壊寸前といわれている。
実際これを狙った「ゲシュタルト崩壊寸前のビール」というキャッチコピーの「志布志市志布志町志布志の志布志市役所志布志支所側の蕎麦の蕎麦エール」が地ビール会社のサンクトガーレン(神奈川県)からエイプリルフールネタとして発売されたこともある。

さて、その志布志市はうなぎ養殖日本一※を誇り、ふるさと納税返礼品の約6割が「うなぎ」になることから、土用の丑の日(2017年7月25日・8月6日)にむけて改めて世間にふるさと納税をPRする目的でこの動画が制作された。志布志の養殖うなぎは、霧島水系の豊富な湧き水で育てられ、水質管理、エサの鮮度、24時間の管理体制など、徹底して管理し育てられている。それを動画では、野沢さん演じる「うなぎ」自らが紹介し、志布志の魅力と養殖うなぎの品質をよりわかりやすく、そして元気な声で伝えている。

余りに聞き慣れた声なのに、生きたうなぎの映像とのギャップで思わず戸惑ってしまうが、内容はいたって大まじめ。ちなみに野沢さん自身もかば焼きが大好物とのことで、「収録をしながら無性に食べたくなりました」とコメントしている。動画URLは「https://youtu.be/eEZxZ9u6MJ4」。突然、野沢ボイスで始まるので、視聴開始時の音量には注意してほしい。

※都道府県別うなぎ収穫量(平成26年農林水産省調べ)、市町村別うなぎ養殖生産量(平成26年鹿児島県水産振興課)。

(宮崎美和子 / 画像提供・志布志市役所)

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