国産哨戒機P-1の全てに迫るドキュメンタリー、ついに放送

おたくま経済新聞 / 2017年8月24日 11時3分

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海上自衛隊の誇る国産ジェット哨戒機、P-1

海上自衛隊の誇る国産ジェット哨戒機、P-1。イギリスで開かれる世界最大のミリタリーエアショウ、ロイヤル・インターナショナル・エアタトゥー(RIAT)や、フランスのパリ航空ショウでも展示され、各国の軍関係者や航空ファンの注目を浴びているこの航空機の全てに迫るドキュメンタリー『純国産哨戒機P-1~開発者たちの挑戦と軌跡~』が、8月27日(日)22時よりヒストリーチャンネルで放送されることになりました。

哨戒機とは、その名の通り海上を哨戒飛行する任務のために作られた航空機のこと。不審船の発見や遭難者等の洋上捜索、そして水上艦艇や潜水艦の探知など、その任務は多岐に渡ります。このため、搭載する機器も多くなり、現用の哨戒機は機体規模に余裕のある旅客機をベースに開発したものが主流です。海上自衛隊をはじめ多くの国で運用されているベストセラー、P-3Cはターボプロップ旅客機のロッキードL-188エレクトラ、2011年に退役したイギリスのBAEニムロッドは世界初のジェット旅客機、DH.106コメットがベースであり、アメリカ最新の哨戒機であるP-8はボーイング737-800ERXがベースとなっています。


その一方、海上自衛隊の誇る最新ジェット哨戒機P-1は、はじめから哨戒機として専用設計された、現代では稀有な存在と言えます。しかも操縦系統は光ファイバーで信号伝達を行う最新のフライ・バイ・ライトを採用するなど、哨戒用の電子機器を含め世界の先端を行く航空機です。


今回のドキュメンタリーでは、防衛省と川崎重工の全面協力のもと、メディア初となるP-1の量産機工場へカメラが入ることに成功。また、これまで非公開となっていた飛行試験に関する膨大な映像も確認することができます。なかでも、非常時の不時着水を想定した模型による着水試験、AGM-65マーベリックなどのミサイル発射試験は注目です。

日本航空界の悲願である国産ジェットエンジン(F7-10)を搭載した国産機の開発はいかにして行われたのか。また、前代未聞となるエンジン・機体構造開発・搭載電子機器の同時開発はなぜ成功できたのか。開発に携わった人々が初めてテレビ番組のインタビューに答えるなど、必見の内容となっています。


『純国産哨戒機P-1~開発者たちの挑戦と軌跡~』はヒストリーチャンネルで8月27日(日)22時〜23時に放送予定です。視聴方法などに関しては、ヒストリーチャンネルの公式サイトで確認してください。

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(咲村珠樹 / 画像提供・ヒストリーチャンネル)

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