ネット時代だからこそ気をつけたい『フォトハラスメント』
おたくま経済新聞 / 2017年9月30日 16時0分
遠藤平介さん(@heisukeend)より。
最近はブログだけでなくSNSが発達し、タグをつければ一緒に撮影した人のことを詳しく書かなくてもポンとリンクを飛ばして紹介につなげることができます。だけど思い出として記念に撮影しただけのつもりのものが、知らないところでネットにアップされていたら?
■フォトハラスメント
そのことについて考えさせられるツイートを、遠藤平介さん(@heisukeend)が呟いています。
友人に勝手に写真撮られてSNSに投稿されるフォトハラってあるらしいけど、これ冗談のつもりでも危ないんですよ。実際にやられて知らない人に「◯◯さんですか」と声かけられた知人いるんで。女性は特に危ないんでやめましょう。
— 遠藤平介 (@heisukeend) 2017年9月28日
ある時、遠藤さんの知人が親しい友人の集まりに参加したそうです。その時何気なく写真を撮影したそうですが、参加者のひとりが知らぬ間にSNSに写真を掲載してしまいました。その後、その写真をみた見ず知らずの人が知人に声をかけるできごとがあったそうです。
見ず知らずの人に声をかけられた知人の方は驚いたし、怖かったと思います。
おそらく写真をSNSにあげた人は、悪気があってしたことではないと思います。ネットに写真を掲載するという行為についての危機感は人により様々。ごく身近な人と写真を共有する感覚で気軽に写真をアップしてしまう人は少なくありません。一方でネットその他の知識のある人はこれを重大なことと捉えますし、強い危機感を持っています。実際ネットに写真をアップするということは「ごく身近な人」だけが見られるわけではなく、SNSの設定や使うサービスによっては「世界中で閲覧可能な状況」におかれるわけです。そこで昨今ではこうした行為について非難が集まることも珍しくありません。
■防止策
悪気がないのに、不快な思いをさせられてしまうこのような事態、どうやって防げばいいのでしょうか?
筆者はTwitterで知り合った人と会う機会が多くあります。またコスプレをすることもあって、出先で写真を撮ることも多くありますし、オフ会の時にも今日の思い出にと写真を撮影することがよくあります。
その時、気を付けていることはネットに写真を掲載しない約束を交わすことです。どうしてもオフ会の様子をSNSに流したい時にはグラスと手だけを撮影して乾杯の様子を伝えることもひとつの方法です。
さらに最近では、「撮影した写真をSNSにアップしていいかその場で映り込んだ人に聞くのがマナーになりつつありますよ」というのは女子会通の方の言葉です。
ここまでは互いに自撮りや撮影をしあった上で起こってしまった『フォトハラスメント』のお話です。
他にも数年前に自分のブログに小学校の運動会写真をアップした人が、学校経由で取り下げを言われたことがあるという事例もあります。おそらくその日の出来事を切り取ったつもりだったのかもしれませんが、これも子どもたちに危害が加えられるかもしれない『フォトハラスメント』です。
思い出に写真を撮ることは、あとで見返すためにも、そして語り合うためにも有効です。ですが、不用意に不特定多数の人の目に晒す行為は、相手の身に危害が加わる可能性を持っています。
楽しい思い出をネットに掲載するまえに、一度写真を見て考えてみてくださいね。
<記事化協力>
遠藤平介さん(@heisukeend)
(天汐香弓)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
《独自》「国会を舐め腐ってる」謝罪に追い込まれた自民党新人議員、議会で“禁止行為”の証拠写真
週刊女性PRIME / 2024年11月14日 6時0分
-
二宮和也「七五三」隠し撮りに激怒の覚悟…入学式や運動会にも厳しい視線、あの俳優夫婦も警告の過去
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年11月7日 9時26分
-
二宮和也、盗撮記事に怒り X休止へ「到底理解出来るものではありません」
モデルプレス / 2024年11月2日 17時34分
-
二宮和也、「盗撮記事」へ問題提起「人の家族にモザイクをかければいいのか?色々な疑問は生まれてきます」 Xの休止も宣言
ORICON NEWS / 2024年11月2日 17時31分
-
「これじゃあ公開処刑」木下優樹菜、“盗撮やめろ”と撮影者 “逆晒し” にやりすぎと非難の声
週刊女性PRIME / 2024年11月1日 20時0分
ランキング
-
1『崩壊:スターレイル』Ver.2.7予告番組の「シリアルコード」まとめ!使用期限は11月23日24時59分まで
インサイド / 2024年11月22日 21時19分
-
2旅先での1枚が「Windows10すぎる」と300万表示! 分かる人には分かる“完全一致”に「共感しまくりです!」「マジじゃん」
ねとらぼ / 2024年11月22日 20時30分
-
3「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
ねとらぼ / 2024年11月22日 17時40分
-
4プロが教える「PCをオフにする時はシャットダウンとスリープ、どっちがいいの?」 理想の選択肢は意外にも…… 「有益な情報ありがとう」「感動しました
ねとらぼ / 2024年11月20日 22時0分
-
5イオシス、“あのスマホ”大量入荷 「待ってたぜェ、この瞬間をよォ!!」
ASCII.jp / 2024年11月22日 15時5分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください