Yes!高須まつりに潜入!あの超有名医師にお会いしてきた
おたくま経済新聞 / 2017年10月2日 18時0分
高須まつりタイムスケジュール
愛知県西尾市。抹茶の産地としても有名なこの田舎町、実は知らない人はいないくらい超有名人のゆかりの土地だったりします。
西尾市には高須病院という地域密着型の総合病院があります。関連施設には介護老人保健施設や居宅介護支援事業所など、高齢者の介護支援を展開している『医療法人社団福祉会』の中核病院です。
ところで皆さん、『Yes!高須』と言えば……そう、高須クリニックですよね。CM効果で高須クリニックの知名度は抜群、高須克弥医師は美容整形の第一人者として、漫画家の西原理恵子さんも克弥先生との生活をエッセイに綴るなどしてその人気は絶大です。その克弥先生と西尾市の高須病院……コアなファンにしか知られていないかと思いますが、実は『Yes!高須クリニック』の高須克弥先生、西尾市のご出身&高須病院の理事長をつとめているのです。(おたくま経済新聞名古屋)
実は筆者、この『高須まつり』に克弥先生が来場されるというのを当日先生のツイッター(@katsuyatakasu)で知りました。
「高須祭り楽しいよ。おいで。かっちゃんが接待するぜ」とな!
高須祭り楽しいよ。
おいで。かっちゃんが接待するぜ🎵 pic.twitter.com/IuSGHEPuB9
— 高須克弥 (@katsuyatakasu) 2017年9月15日
朝食後ののんびりツイッタータイムにリツイートで回ってきて、「西尾市なら行ける!」と車に飛び乗り1時間弱。着いた場所は回りに田んぼが広がるのどかな田舎の風景。そこに高須病院を中心として老人福祉施設が立ち並んでいました。その駐車場が開放されていたのでありがたく停めさせて頂きました。ここ、ぶっちゃけ車でないと行くのきついんですよ。公共交通機関が田舎のバスしかないのです……。
朝知ってすぐ行動しても名古屋から車で約1時間。残念ながらお祭りのオープニングには間に合いませんでしたがその後の克弥先生の動きにしばらく密着する事ができました。オープニングでは先生の挨拶から始まり、和太鼓の演奏や重たい纏(まとい)を担いだりとのっけから大盛り上がりだったようです。その後も、克弥先生と一緒に写真を撮りたいファン要望に応えてファングリーティング(?)。長い列が出来ており筆者もミーハー全開でツーショット撮ってもらいました。
おまつり自体は、病院や施設職員、ボランティアスタッフの皆さんによる模擬店やゲームコーナーやお汁粉のふるまい、寸劇で分かる認知症講座や健康相談、ヘルスケアチェック、ちびっこ白衣体験などなどとても地域密着型な内容。高齢者の方もたくさん来場され振舞われたおしるこに舌鼓を打っていました。地元の高齢の女性にお話を伺ったところ、「毎年盆踊りとこのお祭りは来とるよ。大体毎年お天気がええね。理事長先生も有名人だで忙しいだろうけど毎回みえとるね」との話。この女性もお祭りは毎年楽しみにされているとか。そんな話を伺っている間も克弥先生は気さくに地元の方や訪れたファンの方と笑顔満開で会話を楽しんでいます。
その後、克弥先生は職員の方の案内で院内の催し物を見て回って福祉作業所のお菓子を買っている所を自撮りしてツイートしたり、先々で話しかけられる地元の方やファンの方の声に気さくに応じるなどして楽しまれていました。
障がい者支援施設くるみ会のみなさん制作のお菓子。買ってね🎵なう pic.twitter.com/eiM0xP776t
— 高須克弥 (@katsuyatakasu) 2017年10月1日
職員の方はどなたもとてもフレンドリーで健康チェックや体操教室も大盛況。来場された方の相談に親身になっている姿は地元の人たちへの思いが溢れているようにみえました。
今では看護師ライターである筆者も病院勤務時代、地域密着型の医療法人にいた事もあったのでこういうお祭りでお話できたり患者さんやご家族の方と普段出来ないお話ができたりして楽しかったのを今でもよく覚えています。職員側の方向で血がうずいてしまったのはここだけの話(笑)
突撃取材にも関わらず、克弥先生と直接お話する事ができました。
筆者が名古屋から来た事を伝えると「名古屋だとこの病院の事を知らない人が殆どじゃないかな。ここも僕が理事長している事を知らない人は多いと思う。忙しいけど理事長だからお祭りには参加しているよ。今日は遠方から来ている人もいるね。岡山とか明け方に出発してきているとか。」とお話してくださいました。
お話してて感じたのは、克弥先生が地元の事と慕ってくる方々を本当に大事に思って接しているという事。すっごく気さく。職員の方も「来るもの拒まず、と昔言われました」と話していらっしゃいました。
美容整形で成功されたのも、こうした人柄あってこそなんだろうなぁと感じています。儲け主義の医療は絶対に墓穴を掘ります。特に美容整形など保険点数が付かない、いわゆる「自由診療」では儲け主義で美容外科に走り、ずさんな処置で問題となっているクリニックが度々目に付きます。しかし克弥先生は高須病院から美容外科のクリニックを立ち上げ、自身の子どもにもクリニックを任せてその規模を大きくしていきました。
「医は仁術」という言葉がありますが、規模を大きくできたのはこの「仁術」のなせるワザだと思います。心をもって患者さんに接し、一人ひとりの悩みを解決したいという気持ちが評判を呼び、やがて大きく育っていった結果が美容外科での成功だったのではないかと思います。
克弥先生の地元を愛し、大切に思い、守る気持ち。そんな気持ちを垣間見た高須まつりでした。
まつりの会場となった病院敷地を出るとき、病院の看板を写真に収めていると地元のボランティアの方に「克弥先生は神社にお参りに行かれたよ」と話しかけられました。ミーハーなファンにみえちゃったかしら(笑)
でもその後に続く会話で高須病院が地域の人と共に歴史を刻み愛されてきた病院であるっていうことがとても感じ取れました。
克弥先生のファンの方、毎年このお祭りはやっていますから克弥先生に会いに行って健康や介護福祉の事にも関心を高めてみてくださいね。
余談ですが、病院から名古屋方面に車を走らせたところには大きな大仏様もいる札所もあり日本のデンマークと称される隣の安城市には「デンパーク」という公園が併設された道の駅もあるのでB級スポットめぐりや行楽もあわせて楽しめるかも知れませんよ。
<参考>
医療法人 社団福祉会
高須克弥公式ブログ
(看護師ライター・梓川みいな)
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